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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

作詞家としての弱点は、コピーライターとしての弱点でもあった

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[寄稿者一覧はこちら]

【前回のコラム】「作詞家、コピーライターを目指す。」はこちら

こんにちは!
作詞作曲家、シンガーの岡嶋かな多です。

前回のコラムに、予想以上の反響をいただき、とても嬉しかったです!

正直、今回の連載に関して、相当ビビっているのですが(笑)

今週も、音楽業界にいる一ミュージシャンが、広告の世界に惹かれ、
どんな気付きを得ていったのか、素直に書いてみたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

授業は、一生いかしていけるヒントだらけ

とてつもない洗礼を受けた私は、(参照「作詞家、コピーライターを目指す。(1) 」)
まずは、一生懸命授業を受けようと思いました。(普通ですみません)

どう考えても、授業料と割に合わなくない?
と思うくらい、素敵な先生が次々やってきて、一言一言が、まさに金言。
今後、一生使えるヒントが、盛りだくさん!

教わる内容は、作詞を通じて、やんわりと知っていたものも多くありましたが、今まで理論的に定義付け出来ていなかったものも多く、すっきり整理されて行くのは、ほんと目から鱗でした。(ありがたや)

作詞家としての弱点はコピーライターとしての弱点

そして、自分の作詞での弱点が、コピーライターの世界でも弱点だということに、だんだん気づくのです。

1つ目は『漠然』。

先生が課題に赤を入れて下さり、返って来るのを見ると
「具体性がない」「他でも使い回せてしまう」「切り口が足りない」
とよく書かれていました。

もっと他の観点、切り口が無いか、詰め切れていないのです。

きっとある程度考えた上で「うん、これが良い気がする!」と見切り発車をしてしまうから。

次ページ 「過程が違う。だからこそ、そこにヒントがある。」へ続く