宮城エリ
女優のオードリー・ヘップバーンに憧れ14歳の時にカナダへの留学を決意。
高校の時から広告業界でインターンをしながら、Pratt Instituteに入学しコミュニケーションデザイン科を卒業。フォトグラフィーを趣味に、アートディレクター/デザイナーとしてTBWA\Chiat\Dayなどの広告代理店で活動を経て、現在NYでInamoto & Coに所属。
初めまして、宮城エリです。
簡潔に自己紹介をさせていただくと、12歳の時にオードリー・ヘップバーンの映画を見て感動し彼女になりたいっ!と思い14歳の時にカナダへの留学を決意しました。
もう気づけばほぼ人生の半分を海外で過ごしていますが未だにオードリーにはなれていません。
自分の事はさておき、今週から「アドタイ」にて「NY Subway Series」を書かせていただくになりました。
映画で見るとキラキラして素敵なNYC — だと思いがちですが、実際の街はネズミがいっぱいいたり、色々とカオスなこともたくさんです。
その中でもアイコニックなNYの地下鉄は大富豪からホームレスの人まで、みんなが毎日使う交通機関、そして毎日インスピレーションを得られる空間でもあります。連載のタイトルに「サブウェイ」とつけたのは、地下鉄こそが一番、NYらしい場所だなと考えてたからです。
NYには世界からデザイナー、俳優、アーティストを目指す人が、多くやってきます。
どの様なクリエーティブや起業者がこの街を好み、成功し、毎日を乗り越えていっているかなど地下鉄の中の限られた時間の中でインタビューしていきたいと思います。
Work-Life Balance
忙しい時間の中でNYに限らずアメリカ職場の特徴は、どんなに忙しくても仕事の時間と自分の時間のバランスを大事にする、それを会社が尊敬してくれるところだと思います。
その自分の時間をクリエーティビティに費やして自分の仕事もどんどん向上させていくことができる。仕事をする環境としては、とてもバランスが取れています。
米国で全人口の4分の1を占めるミレニアル世代(今21歳~34歳)が一番会社に求めていることでもあるため、そこで色々な会社が取り入れています。
そのミレニアル世代が歴史上初めてのデジタルネイティヴ世代であり、どこでも仕事ができるというコンセプトを元に家から仕事をする人も多くなっている現状です。目的をもって働く事をとても大事にしていて、自分の価値観に合った職場を見つける方がお給料の額より大事という意見もよく周りから聞きます。
「そんなので仕事ができるのか?」って思われがちな行動ですけど、結果が出てれば良しというのが実力社会アメリカなのだと思います。日本のゆとり世代と少し似て、正社員でガッツリ働くよりも、フリーターなどで自由に働くことを望み、自分の好きなことに邁進する方々が増えていると思います。
会社の立場からしては、社員の幸せをどうやって功績につなげるかなどの難題もインタビューを通して聞いていきたいと思います!
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