「ギブ&テイク」の行く末は、幸福か疲弊か。 — #4 give&givenの法則

【前回の記事】「フィルム写真が“インスタ映え”する本当のワケ。 — #3懐かしい未来の法則」はこちら

ビジネスは、ギブ&テイク。お互いの利害関係を一致させてメイクマネーするのが仕事だし、大人の関係だよね。そんなの当たり前でしょ?と思うかもしれません。でも本当に、当たり前なのでしょうか?とも思うのです。

今回はそんな疑問を、僕が参加した「郡上カンパニー」という取り組みで実際に起きていたことを出発点にお話できたらと思います。

移住する前に“移住者のように深く関わる”郡上カンパニーって?

プロジェクトサイトはこちら

郡上カンパニーとは「根っこのある生きかたを、つくる。」をコンセプトに、岐阜県・郡上(ぐじょう)市が2017年からはじめた移住促進プロジェクト。政府が掲げる地方創生のもと、いま地方では様々な移住促進施策が実施されていますが、ここ郡上市では“現地の人がパートナーとなって都市部の人と事業を一緒につくる”という、雇用創出と移住促進が一体となった取り組みにチャレンジしています。

僕はその中の共創ワークショップというものに第一期生として参加しました。というと、えっ移住するの?となりますが、そうではなく。面白いことに、郡上市はこの取り組みを本格化させる前身として「参加費無料、さらに移住しなくてもいいから現地の人と一緒に事業つくれるか考えてみない?」という、“現地を知る”と“現地に移り住む”の間に“移住者のように現地へ深く関わる”というステップを用意してくれたんですね。

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鈴木雄飛
鈴木雄飛

1989年生まれ、2012年電通入社。得意領域は、戦略の設計と、コンセプトやコアアイデアの開発。その他、事業やタレントのコンサルティング、PR・イベント・WEBプロモーションの企画、マス&デジタルのメディアプランニングなど、手法はこだわらずに課題解決に必要な領域に日々チャレンジしています。

鈴木雄飛

1989年生まれ、2012年電通入社。得意領域は、戦略の設計と、コンセプトやコアアイデアの開発。その他、事業やタレントのコンサルティング、PR・イベント・WEBプロモーションの企画、マス&デジタルのメディアプランニングなど、手法はこだわらずに課題解決に必要な領域に日々チャレンジしています。

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