イラストレーション:イトウツヨシ
はじめに断っておきますが、僕は仮面ライダーマニアというわけではありません。もし自分に子どもがいなければ仮面ライダーを再び見ることなんてなかったと思います。
一視聴者であるうちの子の横で無責任に見ている、おとーさんの見立てによるものなので、マニアックなご指摘やさまざまなご意見もあろうかと思いますが、そのへんはどうか大目に見ていただきたい。
さて。そんなわけで「V3」や「アマゾン」から実に42年ぶりの仮面ライダーとの再会になったのですが、ド肝を抜かれました。そこにはあの頃とは別モノに変わり果てたライダーの姿があったのです。
「エグゼイド」という2頭身にデフォルメされたゲームキャラのような仮面ライダーには、バッタの面影すらありません。
敵はコンピューターウィルス。「改造人間」とか「死神博士」とか、今の子どもが見たらトラウマになるだろうアンダーグラウンドな設定は一切ありません。変身前の主人公はモミアゲのない理系の男子です。
大丈夫かな…?
というこちらの心配をよそに、子どもたちには大人気だそうですが、ここ至るまでにはショッカーもびっくりの壮絶なピンチとの戦いの歴史があったのです。
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石井 原(ネアンデルタール クリエイティブディレクター、アートディレクター)
石井 原(ネアンデルタール クリエイティブディレクター、アートディレクター)
1969年生まれ。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒業。博報堂を経て、2005年風とバラッドに参加、2011年ネアンデルタール設立。東京ADC賞、朝日広告賞、毎日広告デザイン賞、日経広告賞グランプリ、東日本ポスターグランプリ、第50回ACC賞マーケティング・エフェクティブネス部門グランプリ ほか。
石井 原(ネアンデルタール クリエイティブディレクター、アートディレクター)
1969年生まれ。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒業。博報堂を経て、2005年風とバラッドに参加、2011年ネアンデルタール設立。東京ADC賞、朝日広告賞、毎日広告デザイン賞、日経広告賞グランプリ、東日本ポスターグランプリ、第50回ACC賞マーケティング・エフェクティブネス部門グランプリ ほか。
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