ユニクロやZARAと並ぶ「インフルエンサーショップ」って何だ?中国のインフルエンサーマーケティング事情

【前回コラム】「星遊国際×椎木里佳対談「15億人の市場規模を誇る、中国インフルエンサー事情」」はこちら

AMF代表取締役・椎木里佳が、若者のトレンドをご紹介する本コラム。今回のテーマは、前回に引き続き中国のインフルエンサー事情。

現在日本でもインフルエンサーマーケティングの重要性が浸透しつつあります。SNSやライブ配信で、多くのフォロワーを持つインフルエンサーを利用する施策は、ダイレクト・マーケティングの一つの大きな柱になりつつあるといっても、過言ではありません。

そんなインフルエンサーマーケティングにおいて、圧倒的な市場規模を持っているのが、中国です。今回は中国のインフルエンサー事情に詳しい、星遊国際のMaxi Kuan(以下、Maxi)さんにお話を伺いました。

2時間で34億円売り上げた人も!ケタ違いの中国インフルエンサー

椎木:

インフルエンサーを起用した広告などのマーケティングは、中国では現在どの程度盛んなのでしょうか?

Maxi:

依然として盛んですが、特に日系企業は予算を投下している印象を受けます。資生堂はインフルエンサーを活用している広告に力を入れていますね。

インフルエンサーの収入源は、大きく2つで、広告案件と個人のECサイトでの売り上げです。ECサイトは、ライブコマースと呼ばれる配信型のものや、インフルエンサー自身がバイヤーとして個人でECサイトを立ち上げるケースがあります。ECサイトの方が稼げる額は大きいですが、なかなかハードルが高い。そこまで手を広げられないインフルエンサーは、広告案件のみを受ける流れもあり、広告市場においてインフルエンサーマーケティングはまだまだ需要があります。

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椎木 里佳(AMF代表取締役社長)
椎木 里佳(AMF代表取締役社長)

椎木里佳(シイキ・リカ)1997年生まれ。株式会社AMF代表取締役社長。現在、慶應義塾大学文学部に在学中。

女子中高生のマーケティングチーム「JCJK調査隊」を運営し、女子中高生向けのプロデュース事業などを手がけ、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONの顧問、タグピク株式会社の戦略顧問にも就任。2016年2月には、Forbes ASIAが選定する「30歳以下の世界が注目すべき30人」に選出される。著書に、「女子高生社長、経営を学ぶ(ダイヤモンド刊)」「大人には任せておけない!政治のこと(マガジンハウス刊)」。Twitter:https://twitter.com/rikashiikiamf

椎木 里佳(AMF代表取締役社長)

椎木里佳(シイキ・リカ)1997年生まれ。株式会社AMF代表取締役社長。現在、慶應義塾大学文学部に在学中。

女子中高生のマーケティングチーム「JCJK調査隊」を運営し、女子中高生向けのプロデュース事業などを手がけ、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONの顧問、タグピク株式会社の戦略顧問にも就任。2016年2月には、Forbes ASIAが選定する「30歳以下の世界が注目すべき30人」に選出される。著書に、「女子高生社長、経営を学ぶ(ダイヤモンド刊)」「大人には任せておけない!政治のこと(マガジンハウス刊)」。Twitter:https://twitter.com/rikashiikiamf

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