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Indeedのダイバーシティ啓発イベント D&I推進企業や当事者が語る場に

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Indeed Japanは4月より、LGBTQ+当事者への理解促進を目指したプロジェクトを実施。その総括として、6月24日、当事者から寄せられた仕事や働き方に関する悩みを受けて、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進する企業3社の担当者らが語り合うイベント「Rainbow Voice アフタートーク」が行われた。

左から杉山文野氏、佐藤守氏、Anthony Daisuke Estrella、岡村光子氏、サリー楓氏。

出席したのはアクセンチュア シニア・マネージャーの佐藤守氏、H&M リージョナルHRマネージャーの岡村光子氏、Indeed DI&B Senior Business PartnerのAnthony Daisuke Estrella氏。さらに、ファシリテーターとして、東京レインボープライド 共同代表理事の杉山文野氏と、トランスジェンダーで、日建設計新領域開拓部門NAD室コンサルタントのサリー楓氏が登壇した。

本プロジェクトは、当事者の仕事に関する想いや意見を顕在化させることを目指し、特設サイト上で仕事の悩みを募集。その後、ダイバーシティ推進企業で働く当事者らが、それらの悩みを聞く機会を設けた。「Rainbow Voice アフタートーク」はその流れを汲むものだ。

アフタートークでは、就職活動の際、エントリーシートの性別欄にどちらの名前で記入すればよいか迷うなど、寄せられた声のうちのいくつかをピックアップし、登壇者らが各々の立場から意見やアドバイスした。

また、トーク後にはメディアが登壇者らに質問する機会も設けられた。

岡村氏は、H&Mは2008年から毎年、D&Iなどの社内の浸透度合いを測るため、サーベイを行っている、と説明。「さらに、サーベイの形式を変えたのが3年前。そこから、『インクルージョン』『ダイバーシティ』『インクルージョン&ダイバーシティ』に関する、それぞれの質問を用意しています」と話し、より詳細にD&Iの浸透度合いを測るようになったという。

一方、サリー楓さんはこう企業に助言する。「Z世代は生まれながらに『個性』が肯定的に捉えられる価値観の中で生きています。つまり、自分らしく働けることは当たり前。であれば、企業はさらに一歩踏み込んで、その個性を仕事に活かせる(環境である)ことを示すのが重要だと思います」。

最後に、「We help people get jobs.」をミッションに掲げるIndeed。「当社では、社長はじめ全社員が集まる場では必ずこのミッションを示すようにしています」(Estrella氏)。そして、このミッションに、LGBTQ+当事者の労働環境の改善も含まれる、とのことだ。

アフタートークで語られた詳しい内容は、Indeed公式YouTubeチャンネル上で公開予定だ。