三越伊勢丹は9日、ヤマサワプレスが所有する約20トンの<リーバイス 501>をアップサイクルしていくプロジェクト『デニム deミライ~ Denim Project ~』(以下、デニム de ミライ)を開催すると発表した。会期は3月23日から、伊勢丹新宿店にて実施する。
『デニム de ミライ』では、阪急百貨店うめだ本店、岩田屋本店、st company、MIDWEST NAGOYA、GEAなど小売り企業がタッグを組む。ヤマサワプレスが所有する<リーバイス 501>のユーズドストック※を、国内外の60以上のブランドやクリエーター、アーティストの手を介し200型以上の多彩なアイテムにアップサイクルし、本館・メンズ館の全11拠点にて展開する。洋服やバッグ、シューズなどのファッションアイテム、家具などのライフスタイルアイテムや、アートまで、幅広いラインアップを取り揃える。
また売場環境も、アップサイクル素材を使用。空間を構成する全ての壁面素材には 『デニム de ミライ』で使用したデニムの端材と、着用が終了した伊勢丹と三越の制服をアップサイクルした、循環型繊維リサイクルボード“パネコ(PANECO)”を使用する。会期後も、そのパネコを再成形し、別の売場の什器やハンガーとして使用することも検討しているという。
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