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電通グループ、デジマ体制を強化 札幌の広告運用会社買収

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電通グループは5月31日、デジタルマーケティング運用会社のディグ・イントゥ(札幌市)を買収したと発表した。デジタル広告の運用体制を強化する。ディグ・イントゥは6月1日付で「電通デジタルアンカー」に社名を変更する。

2020年4月にディグ・イントゥの株式15%を取得。ことし5月13日付で残りの85%を取得し、完全子会社化した。取得価額や、ディグ・イントゥの業績は「非開示」とした。

ディグ・イントゥが創業した2018年から、国内事業子会社のひとつ、電通デジタルと協業していた。買収について電通グループは、「安定的な広告運用や、採用、育成など着実に運用体制を広げてきた実績があり、今後の事業拡大が見込めることが決め手となった」とする。

電通デジタルはディグ・イントゥと共同で、デジタル広告のほか、LINEやTwitter、Instagramなどソーシャルメディアの運用体制の確立を図る。運用に必要な人材の育成や、採用も強化する。