JR東日本は6月、イギリスでの自動販売機事業を本格化させる。大型のディスプレーを備え、広告媒体としても活用する。2019年からテストを実施し、英国の飲料メーカーからの引き合いや、施設から設置の打診があるなど、手応えを得ていた。
ロンドンのほか、バーミンガム、リバプール、ブリストルなど主要都市の鉄道や駐車場など交通拠点を中心に、合計50台を設置する。イギリスでの売れ筋の飲料のほか、菓子類や雑貨なども販売する。
商品を表示する画面は大型のディスプレーで、設置施設や販売する商品の広告を表示させるほか、交通情報や天気予報を配信する。二次元コードで設置施設の利用者に割引特典を付与するなど、販促にも生かす。広告の扱いは、JR東のロンドン事務所で対応する。
自販機はまとめ買い機能のほか、売り上げや在庫、機体の不具合などを逐次確認できるシステムを搭載している。4台で試験運用をした結果、利用者や施設管理者から「新しい」「使いやすい」と、好評だったという。購入メニューは12カ国語に対応。
小型の監視カメラを備え、防犯性も高めた。支払いはキャッシュレス決済のみ。NFC(非接触通信)や磁気、ICチップ対応のクレジットカードやデビットカードに対応する。
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