米メタの最高執行責任者(COO)のシェリル・サンドバーグ氏が今秋、同社COOのポジションから離れる。取締役会には席を残す。後任にはハビエル・オリバン副社長兼最高グロース責任者が就く。オリバン氏は従来の業務に加え、広告事業なども管掌する。サンドバーグ氏は自身が運営する財団や慈善活動に注力するという。
サンドバーグ氏はマッキンゼー・アンド・カンパニーや財務省首席補佐官を経て、2001年にグーグル入社。グローバルオンラインセールス&オペレーション担当副社長を務めた。メタ(当時=フェイスブック)には08年に入社。自身のFacebook投稿で「5年の任期のつもりだった」と明かしている。
創業者で最高経営責任者のマーク・ザッカーバーグ氏は、サンドバーグ氏の入社当時を「小さな新興企業から、本物の組織へと移行するのに苦労している状態だった」と振り返った。投稿を通じ、「シェリルは、(フェイスブックの)広告ビジネスを設計し、優れた人材を採用し、経営文化を作り上げ、私に会社の運営方法を教えてくれた。今日のメタの多くは、彼女の功績によるものだ」と謝意を示している。
サンドバーグ氏は今秋をめどにメタを離れる予定で、ザッカーバーグ氏は経営陣の再編成を進める。後任としてCOOを務めるのは、ハビエル・オリバン副社長兼最高グロース責任者。従来から担うマーケティングやインフラの管掌に加え、広告ビジネスも担当する。ほかに、マーネ・レビン氏(最高ビジネス責任者)や戦略的対応担当副社長であるモリー・カトラー氏など、新たなチーム編成についても考えを示した。
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