今年「宣伝会議賞」のイメージキャラクターを務めるのは、ダンスヴォーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」。駅・書店に掲出する公式ポスターや、月刊『宣伝会議』10月号・11月号の表紙を飾ります。
本賞は現在、広告界だけではなく、言葉に関心のある皆さまから幅広く応募いただき、「輝く言葉を発見する場」として多くの方々に参加いただいています。「新しい学校のリーダーズ」の彼女たちの“はみ出していく”姿のように、応募者の皆さんにも、固定観念を打破する、新しい切り口や表現方法を発見、開拓していただきたいと思い、今回の起用に至りました。
本記事ではコピーライターを務めた前年度グランプリの守本悠一郎氏と、アートディレクターの佐藤茉央里氏からのコメントと、フォトレポートをお届けします。
第60回「宣伝会議賞」グランプリ
コピーライター
守本悠一郎氏
メインコピーの「その言葉が、未来を変える。」は、まさに自分の実体験に基づいて書かせていただきました。実社会は何かと「ただし経験者に限る」ばかりで、素人にチャンスが回って来づらい構造です。しかし、宣伝会議賞の場は平等で、誰でも未来を変えるチャンスがあるのが魅力です。「新しい価値を、言葉で描け。」は、僕の言葉への期待を込めています。
僕はいつも不思議に思っていることがあって、それは、ノーベル賞を取るような全く新しい発見も、論文は“既存の言葉”で書かれていることです。つまり、言葉は、全く新しい概念も表現できるということですね。応募者の皆さんも、ぜひ言葉の力を噛み締めながら、コピーを考えてみてください!
東急エージェンシー
アートディレクター 佐藤茉央里氏
今をときめく新しい学校のリーダーズの皆さんは、クリエイティビティのある感性で、見た人を魅了するフレッシュ感あふれるアーティスト。昨年60回の節目を迎え、今年は第61回という新しい一歩に相応しい起用だと思いました。自分の中で、「彼女達らしい彼女達」と「見たことない彼女達」をテーマに制作しました。当日、新しい学校のリーダーズの皆さんと相談しながら撮影を行い、宣伝会議賞に挑戦をしたくなるような、やる気を焚き付ける強いビジュアルをつくれたと思っています。
- 「その言葉が、未来を変える。」
- 第61回「宣伝会議賞」応募のご案内
「宣伝会議賞」は、広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたは絵コンテ・字コンテという形で応募いただく公募広告賞です。1962年の創設以来、「コピーライターの登竜門」として長年にわたり、若手のクリエイターやクリエイターを目指す方々にチャンスの場を提供してきました。60万点近くの作品が集まる、“日本最大規模の公募型広告賞”として進化を続けています。
課題を掲載した月刊『宣伝会議』10月号は、9月1日より全国の書店、Amazonで発売中です!
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