記者会見やプレスリリース、パブリシティ、世論の形成、社内広報など、現代まで受け継がれてきた広報・PR(Public Relations)の手法・原理原則のルーツはどこにあるのか――。
その歴史は19世紀後半から20世紀にかけて、広報・PRの礎を築いた「伝説のPRパーソン」たちによって築かれたものです。
今回アドタイでスタートするコラム「新版・伝説のPRパーソン~広報の歴史的発展に貢献した人々~」では、20年以上にわたり広報コンサルタントとして活躍し、アカデミズムの見地から広報史を研究してきた河西仁さん(ミアキス・アソシエイツ 代表)が、そんな偉人たちの功績を紐解きます。
さらに毎回、広報・PRの業務で登場する専門用語の由来などについても「広報豆知識(Public Relations Tips)」として解説していきます。
- ●登場予定の「伝説のPRパーソン」たち
- ・アイビー・リー
- ・エドワード・バーネイズ
- ・セオドア・ルーズベルト
- ・P.T. バーナム
- ・セオドア・ベイル
- ・トーマス・エジソン
- 他 多数
※本コラムは2018~2019年に月刊『広報会議』で連載していた内容に加筆・改訂を加えた「新版」です。
河西仁(かさい・ひとし)
ミアキス・アソシエイツ 代表、英パブリテック日本代表。10 年にわたる外資系メーカーでの国内広報宣伝部門責任者を経て、1998年8月より広報コンサルタントとして独立。以来、延べ120社以上の外資系IT企業をはじめ、ITベンチャー各社の広報業務の企画実践に関するコンサルティング業務に携わる。メーカーでの広報担当時代(1989年~)から現在まで、自身で作成・校正を手がけたプレスリリースは、2400本を超えた(2023年10月31日現在: 2421本)。東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科修士課程修了(コミュニケーション学)。日本広報学会会員。米IABC(International Association of Business Communications)会員。著書に『アイビー・リー 世界初の広報・PR業務』(同友館)。
「新版・伝説のPRパーソン~広報の歴史的発展に貢献した人々~」バックナンバー
- スタンフォード大に広報PRの専門学科を設立した第一人者、レックス・ハーロウ(2024/5/07)
- 「ステレオタイプ」の概念を提唱したジャーナリスト、ウォルター・リップマン(2024/4/15)
- 広報エージェンシーの1社1担当制を確立した、カール・バイヤー(2024/4/01)
- 広報・広告・アートの第一人者が集結、米国プロパガンダ組織の仕掛け人(2024/3/18)
- 企業間競争にプロパガンダを持ち込んだ発明王、トーマス・エジソン(2024/3/04)
- 企業広報・広告のパイオニア、AT&T初代社長セオドア・ベイル(2024/2/19)
- 『グレイテスト・ショーマン』のP.T.バーナムが開拓、興行パブリシティの手法(2024/2/05)
- 大統領広報のパイオニアは、いかに世論の支持を勝ち取ったのか(2024/1/29)
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