スマートフォンで気軽に肌・髪質を測定
マツキヨココカラ&カンパニーはこのほど、デジタルを活用した新サービス「マツキヨココカラB」を開始した。第1弾として、拡張現実(AR)を活用してメイクをシミュレーションできるコンテンツなどを用意。利用者の肌や髪質の測定も可能で、最適な商品を試すことができる。商品体験や相談が難しい従来のECの課題を克服し、店舗とデジタルの双方の利用を促す狙い。ターゲットは性別を問わず、店舗やECで化粧品を購入する際の「基本コンテンツ」として定着させたい考えだ。
外出を控える人が多かったコロナ禍をきっかけに、手軽に利用できるECの重要性を認識。店頭で顧客相談が十分に行えなかったこともあり、スマホでセルフカウンセリングやバーチャルメイクが可能なサービス開発に至った。
「B Skincare +」(ビースキンケアプラス)や「B Haircare +」(ビーヘアケアプラス)は、スマホによる画像診断と設問回答で肌や髪の状態を測定し、おすすめの商品を提案する。メイクシミュレーター「B Makeup+」(ビーメイクアッププラス)で、紹介されたメイクをARで試すことが可能。これらのコンテンツは公式ECサイトやアプリで利用できる。
店舗スタッフがメイクやスキンケアの相談に応じる際に利用する「顧客台帳」もオンライン化。ほかのコンテンツと併用することで、適切なカウンセリングにつなげる。従来は紙の台帳で、従業員が代わると過去の履歴が不明瞭になるなどの課題もあった。オンライン上で記録することで他店でも情報を活用できるほか、店頭での相談記録を顧客がマイページから見直すことも可能になる。
同社の広報担当者は「デジタルデータは取引先のマーケティングにも価値がある」と話し、同社と顧客を含めた3方にとって有効なプラットフォームに成長させる考えを示した。
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