グラフィックデザイナー 関本明子の日々のドローイングから生まれた「線のあつまり」を展示

東京・池尻のOFS GALLERYにて、3月5日からグラフィックデザイナー 関本明子氏による企画展「Drawing lines 線を描く」が始まる。

関本明子氏(HIDAMARI Ltd.代表)は、企業・ブランド・商品等の立ち上げ・育成のディレクションとデザインを行っているデザイナー。長く愛され機能するデザインを目指し、自分の手を動かして作ることを信条としている。これまでの主な仕事に、「京菓匠 七條甘春堂」「レモンノキ」「印染杉下」「東京都現代美術館」「Afternoon Tea TEAROOM」「TOPPAN GRAPHIC TRIAL2025」などがある。

本展は、完成像や目的を定めず、ただ手の心地よさに身を任せて描かれた「線」をあつめて記録をした展示だ。自身のデザインの制作の素材として、手描きの素材を作るという作業を自分に課している関本氏は、毎日「線を描く」 (絵にしない)ことを続けている。「自分が描いているものが、絵なのか、絵未満の線なのか、という疑問を持ちつつも、楽しいので気にしないことにしています」と、関本氏。

そんな「絵という自覚のない線のあつまり」を、自分が飽きるまで嫌になるまで描いてみようと試みているのが、今回の展示である。

「何か制作するというより、展示空間に合わせて決めた画角サイズ内を埋めていく作業といった方がしっくりきます。強いて言えば、 埋めるという目的だけはあるかもしれません。 何か表現して訴えたいという思いもありません。自分の手が心地よい状態で描ける線を描くということだけ決めました。この機会に、自分が楽しくなくなるまで描いてみるという記録を展示しようと思います。

それは、今の自分が「描く」ということについて考えていることを、さらけ出してみることなのかもしれません。

展示として作品として成立するのか、自分にもわかりません。
展示という目的を持つことで、描くこと、描くのが楽しいこと、なぜ描くのかということ、出来上がったものを見せること、使うことなどについて、改めて向き合う機会にもなっていると感じています」

会期中には、グラフィックデザイナーの木住野彰悟氏、大坪メイ氏とサリーン・チェン氏を招いてのトークイベントも開催される(要予約)。

関本明子「Drawing lines 線を描く」

会期: 3月5日(木)〜3月30日(月)(最終日は18:00まで)
会場: OFS GALLERY
時間: 12時~20時
休廊: 火曜・水曜
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