「チロルチョコが小さくなった」誤解に公式が回答 650件超コメントが示した「縮小・減少」不信への対抗策

「X」の記事機能も有効活用

昨今の物価高で、多くのお菓子のサイズや内容量が減少している。そうした状況下で注目を集めたのが、チロルチョコ公式アカウントの発信だ。2月19日、Xで「定期的に『チロルチョコが小さくなった』とのご意見を見かける」と切り出し、「\ずっとサイズ変わってません!!/」と明確に否定。複数のサイズが存在することで、受け手の印象が食い違っている可能性を示した。さらに続くポストでは、Xの「記事」機能を使い、「チロルチョコ」のサイズ展開の歴史も公開した。

一連の投稿には多くの反響が寄せられ、最初の投稿には約1週間で650件以上のコメントが集まった。サイズが変わっていなかったことに驚く声も相次いだ。チロルチョコがこのような投稿をした理由や、記事機能で歴史を伝えた背景について取材した。

2月19日に公式アカウントが投稿した内容

投稿には、2種類のサイズのチロルチョコ(1粒)を並べた写真が添えられていた。袋商品などに入っている小さいサイズと、1粒から買える大きいサイズ(バーコード入り)であり、「サイズが小さくなった」という意見は両者の混同から生まれているのではないかと指摘した。コメント欄には「公式さんがはっきり言ってくれるの助かります」「単品のを買ったことがなかったから、サイズ違うの知らなかった」といった声が寄せられた。

開発部マーケティング室のSNS担当によると、チロルチョコに関して「小さくなった」という意見はSNSなどで「毎月のように見かける」という。

物価高でサイズや内容量を変更する菓子が多いことから、「チロルチョコも小さくなったと感じられるのも無理はない」と受け止めている。一方で、実際にはサイズ変更を行わずに販売を続けている点は「アピールポイント」になると、以前から考えていたという。

チョコレート需要が高まる2月のタイミングも後押しとなり、今回の投稿に踏み切った。「誤解を正すというより、チロルチョコの豆知識として楽しんでもらいたい」という狙いが強い。今後も誤解防止を目的とした硬い発信ではなく、「歴史や雑学をSNSで定期的に発信していきたい」としている。

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