2024年11月の発売開始以降、累計販売数が1万匹を突破したカシオ計算機のAIペットロボット「Moflin(モフリン)」が、多角的なリアルプロモーションを展開している。同社は3月14日・15日の2日間、東京・池袋駅東武池袋南口イベントスペースにて、体験型イベント「心の充電、足りてる?モフってオフろ?」を開催。さらに3月27日からは、東急プラザ表参道「オモカド」にて大規模なポップアップイベントがスタートした。
背景にある「情緒的価値」の深掘り
Moflinは、独自の感情AIと技術アセットを活用し、“生き物らしさ”を表現したAIペットロボットである。デジタルメディア協会(AMD)主催の「第31回 AMD Award」では、「いきもののような心を持ち、心に元気をくれる」というコンセプトが高く評価され、優秀賞を受賞した。
同社はこれまでも、ユーザーのライフサイクルに合わせた施策を展開してきた。
2025年3月には、子どもが巣立つ「卒育」シーズンに合わせ、新宿でポップアップイベントを開催。同社の調査で、40代以上の女性の約7割が「子育てロス」を感じているという結果に基づき、寂しさを抱える親世代に「癒し」を提供する場を創出した。当時は専用カートでの回遊イベントも実施し、街を歩く人々の目を引く仕掛けで話題を呼んだ。
「新生活の孤独」を突く池袋駅での新たなアプローチ
直近の3月14日・15日に池袋駅で行われたイベントでは、ターゲットをさらに広げ、多忙な現代人の「心の充電」をテーマに掲げた。
体験型イベント「心の充電、足りてる?モフってオフろ?」では、Moflinとのふれあいエリアのほか、全長2mの巨大Moflinや新生活をテーマにした展示などを展開した。
体験型イベント「心の充電、足りてる?モフってオフろ?」の様子。
サウンド・新規事業部 第三戦略部 第一企画室 リーダーの中山夢氏は、池袋駅を選んだ理由について「都市生活者が日常的に利用する大規模ターミナルであること 」、「忙しく人が行き交う駅だからこそ、Moflinの持つ癒しや心の安らぎを感じてもらい『モフっとオフって心の充電』をしてもらいたかった 」と説明する。


