忍者ハットリくん、世界へ テレ朝が多言語展開強化 海外市場での日本発IP再成長を図る

テレビ朝日は2月26日、ロンドンに拠点を置くIPのグローバル成長戦略とマネタイズスタジオ 8 Lions Entertainment(以下、8 Lions)と、日本の国民的アニメ『忍者ハットリくん』配信に関するグローバルライセンス契約を締結したと発表した。本契約により、日本を除く全世界を対象に配信が可能になる。新たな配信戦略を通じてグローバルマーケットにおけるファン拡大を目指す。

©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

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本取り組みは、日本発IPを海外市場で再成長させることを目的としたもの。日本以外の地域に向けた多言語展開を強化していく。今回の締結にあわせて、テレビ朝日は8 Lionsとともに、『忍者ハットリくん』のローカライズ版YouTubeチャンネルを開設。第一弾としてスペイン語、アラビア語、タイ語、ベトナム語の4言語での配信を開始する。

配信プラットフォームとしては、YouTubeを「視聴者発見およびファンコミュニティ形成」の中核プラットフォームと位置づけ、従来の短尺クリップやプロモーション中心の運用にとどまらず、フルエピソードおよびフルシーズンを常時配信する新たなモデルで展開する。

『忍者ハットリくん』は、藤子不二雄Ⓐによる1964年の漫画連載開始以来、1960年代の実写ドラマ、1981〜1987年のシンエイ動画制作によるTVアニメシリーズなど、複数のアニメ、実写映画、各種ゲーム、さらには海外スタジオとの共同制作による新作アニメなど、半世紀以上にわたり多様なメディア展開を続けてきた。

現在でも日本のみならず、インド、アジア・中南米・中東で特に根強い人気を誇る。これらの地域ではデジタル配信がIP拡大の鍵となっており、テレビ朝日は今回のYouTube展開はグローバルファンベース拡大の一歩としている。

アラビア語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

アラビア語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

スペイン語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

スペイン語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

タイ語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

タイ語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

ベトナム語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

ベトナム語版 ©FUJIKO Ⓐ/SHIN-EI, SHOGAKUKAN, TV Asahi

本取り組みについて、テレビ朝日 国際ビジネス開発部 アニメチーフ 隅田麻衣子氏は、以下のようにコメントしている。

「『忍者ハットリくん』は日本で世代を超えて愛され続けてきた作品です。8 Lionsによる革新的かつデジタル・多言語的なアプローチを通じて、この長寿シリーズが世界の新しい視聴者に届くことを大変嬉しく思います。本取り組みにより、より幅広いグローバルファン層の形成につながると期待しています」(隅田氏)。

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