東京ガスは2月20日から、俳優の藤原竜也を起用した新WebCM「電気つけるね」篇、「電気消すね」篇を公開中。「これはつい見てしまう」「ジワっとくる」と話題だ。
「電気つけるね」篇(15秒)
「電気消すね」篇(15秒)
「つけるね」篇は、暗い部屋の扉がキーッと音を立てて開く、不穏な印象を与えるシーンから始まる。開いた扉から顔を出すのは、藤原竜也。「ちょっと電気、つけるね。」と電気をつけるのかと思いきや、指をボタンに置いたまま、次のように話し始める。「極めて多くの方に選ばれている、東京ガスの電気、つけるね。ハウスクリーニングに給湯器交換などもやっている、東京ガスの電気、つけるね」。最後に「キャンペーン中」というナレーションが流れ、結局電気はつかないままCMは幕を閉じる。
一方の「電気消すね」篇は、仰向けに寝た際のように、天井を見上げた視界から始まる。すると「電気つけっぱなしだね。消すね」と覗き込んでくる、藤原竜也。「つけるね」篇と同様に、東京ガスの説明を始めるが、結局電気は消されないままCMは終わる。
これは引っ越しシーズンにあわせて、電気の新規契約や切り替えを検討する人たちに向けたCM。関東エリアにてTVerやJR東日本や東京メトロの車内ビジョンで展開しているほか、YouTubeでも公開中。
企画を担当したADKマーケティング・ソリューションズ。クリエイティブディレクターの山崎雅之氏は、その背景を次のように話す。
「東京ガスの電気を選んでもらうことが目的ですが、声高に訴えるだけでは表現として埋もれてしまう。一方で日常に目を向けると『電気、つけるね』『電気、消すね』といった何気ない会話が、どの家庭にも当たり前のように存在している。そんな普通のくらしの延長線上にメッセージを置けないか?と考えました」。
淡々と企業やサービスの説明をしているのに、なぜ引き込まれるのか。「藤原竜也さんでなければ成立しないキャスティングにもこだわった」と説明する。
「藤原竜也さんのミステリアスな存在感に引き込まれる。何が起こるのか目が離せない。なぜか淡々と情報が伝えられ最後まで見てしまう。ミステリアスなのに、なぜか笑ってしまう。不思議な感情を呼び起こすのに、情報はしっかりと伝わる。そんな新しい表現にしようと意識しました」。

