文字や言葉の視覚表現を軸にしたグラフィックデザインの国際賞「東京TDC賞2026」(主催:東京タイプディレクターズクラブ)の成果を披露する「TDC2026」が4月3日からギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。
36回目となる今回は、3605作品(国内:1649作品、海外:1956作品)の応募があった。グランプリにはテキストタイポグラフィの制作チーム、TypeTogetherによる「Futura100 Multiscript」が選出された。
パウル・レナーが手がけたフォント「Futura100」を、非ラテン文字を使用する12の言語(アラビア、アルメニア、キリル、ジョージア、ギリシャ、ヘブライ、クメール、ラオ、ラテン、ミャンマー、パンアフリカン・ラテン、タイ)に拡張したプロジェクトだ。
制作チームからコンセプト・デザイン統括を担当したVeronika Burian氏と José Scaglione氏が受賞した。
両氏は受賞にあたり、「今後は世界人口の90%以上をカバーする言語への対応が予定されており、刷新されたFutura100は、歴史的文脈を内省的に捉えつつ、グローバルに適用可能で、かつスタイル面でも包括的な書体ファミリーとなる」とコメントを寄せている。
授賞式は、4月3日に展覧会会場、およびDNP銀座ビルにて実施予定。4月5日には東京都現代美術館にて受賞者が作品を語る「TDCDAY 2026」が開催される。



