ABEMA10周年で「30時間限界突破フェス」 サイバーエージェント常務が語る “唯一無二” の編成戦略

サイバーエージェントは、動画配信サービス「ABEMA(アベマ)」の開局10周年を記念し、特別番組『30時間限界突破フェス』を4月11日午後3時から12日夜10時まで30時間ノンストップで生配信する。番組は「ABEMA」全体を “フェス会場” に見立て、3チャンネルで同時進行。視聴者がチャンネルを自由に行き来しながら楽しむ構成で、人気オリジナル番組の特別版に加え、「ABEMA」らしい挑戦的な企画を多数盛り込む。あわせて、渋谷横丁をジャックする「アベマ THANK YOU 酒場」など、10周年を盛り上げる感謝祭企画も展開する。

ABEMAは2016年の開局以来、登録不要・基本無料を基盤に、ニュース、スポーツ、アニメ、恋愛番組、バラエティ、ドラマなどを広げてきた。開局初期には『72時間ホンネテレビ』や『亀田興毅に勝ったら1000万円』のような番組で注目を集め、災害時には長時間の緊急生配信も実施。テレビ的な編成の面白さとネット配信の機動力を組み合わせながら、従来の放送とは異なる視聴体験の提供を積み重ねてきた。今回の『30時間限界突破フェス』は、その10年を象徴する大型編成という位置づけである。

10周年にあたり、サイバーエージェント常務執行役員兼ABEMA編成局長の谷口達彦氏は、「ABEMA」が10周年を迎えられたのは視聴者と関係者のおかげだと謝意を示したうえで、開局以来 “いつでもどこでも繋がる社会インフラ” を目指し、“基本無料” を基盤に日常的に楽しめるコンテンツ制作とメディア運営に注力してきたと説明。今後も「最高品質か唯一無二」の体験を誰もが堪能できる未来をつくり続けるとコメントしている。同フェスの総合演出を務める橋本和明氏も、プラットフォームが多様化する時代だからこそ、無難にまとまったものではなく「振り切った挑戦」が必要だと強調。「ABEMAから今こそ“限界突破するコンテンツ”を出したい」とし、人気番組の特別版だけでなく「本当にやるの?」と思うような企画もまだ控えているとして、リアルタイム視聴を呼びかけた。

1000万円シリーズの復活や今日好きメンバーのダンス、コムドットの体当たりバラエティ

番組の目玉のひとつが、5年ぶりに復活する「1000万円シリーズ」である。今回は、新日本プロレス全面協力のもと『ウルフアロンから3カウント取ったら1000万円』企画を実施。柔道日本代表からプロレスラーへ転身したウルフアロンが参戦し、「マットに背中をつけて3カウントを奪う」または「投げ技で一本を取る」と勝利になるルールで挑戦者を募る。ABEMAが過去に話題化してきた“賞金企画”の系譜を、10周年特番の中核に再び据えた。

ウルフアロンは今回の参戦に対し、「柔道で培ってきた力と、プロレスラーとしてのプライドをかけて、本気で挑みます」とコメントを寄せる

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