サントリービバレッジ&フードは、サプリメント市場で展開する「ロコモア」「セサミン」ブランドから、飲料の「ロコモア WATER」「セサミン 1000」を発売する。テレビCM「飲むサプリ誕生」篇も、4月14日から全国で放映する。
新商品は、「ロコモア」「セサミン」ブランドから展開する“飲むサプリ”。日常の飲料として、手軽に栄養を摂れる一般飲料として開発した。
同社によると、日常的に必要な栄養素を補う手段としてサプリメントを取り入れる人は増えている一方、利用率は全世代で約3割にとどまるという。特に40~60代では、サプリメントを飲むこと自体にハードルを感じる人や、飲み始めても継続に至らない人が一定数いることが分かった。
こうした傾向は、外部調査からも見て取れる。インテージヘルスケアのレポートによると、2024年度の日本の健康食品・サプリメント市場規模は1兆2382億円で、前年の1兆2385億円とほぼ同水準だった。一方で、利用者数は4786万人と前年比3.7%減少し、1人当たりの平均購入金額は25871円で同3.8%増となった。市場規模は横ばいでも、利用者は減少している構図だ。
矢野経済研究所も、2024年度の健康食品市場を9221億7000万円、前年比1.9%増と見込む一方、2025年度は9147億1000万円で0.8%減と推計している。2024年度は紅麹問題の影響があった一方で、「粉末など一般食品に近い形状へ需要が流れた」と分析している。
こうした中、サントリーは「認知はあるが利用していない」層に着目した。日常の水分補給の延長線上で栄養を摂れる点を打ち出し、主な訴求対象を、40代以降でブランド認知はあるもののサプリを利用していない層に定めた。
「ロコモア」は脚・ひざ系のサプリブランド、「セサミン」はごま由来成分を中心とした健康食品ブランドとして展開してきた。今回はその両ブランドから、従来の粒やカプセルとは異なる形で新規需要の掘り起こしを図る。
