まさかの “事前確認なし” 「NOPE」に上書きされたBOSS自販機、事後報告に担当者も “苦笑い” 大先輩ブランドの胸も借りた「攻めすぎ」戦略

サントリービバレッジ&フードの大型飲料ブランド「ギルティ炭酸 NOPE」が、自動販売機を使った大胆な演出で話題を広げている。同社のコーヒーブランド「BOSS」でおなじみの自販機が、NOPEのロゴで落書きするように“上書き”されたデザインになっているためだ。一部の自販機がNOPE仕様となっており、SNSでは発見報告が相次いでいる。

X上では、「BOSSチームに許可を取ったのか」といった声も上がった。実際には事前確認を経ずに進められ、話題になった後に担当者へ報告したという。約14年ぶりの大型飲料新ブランドは、異例の見せ方で若年層への浸透を狙っている。

「NOPE」仕様となったBOSS自販機

NOPEは、約14年ぶりの大型飲料ブランドとして誕生した。若年層の流入が鈍化する炭酸市場において、明確に若者向けを意識して設計された商品だ。独特な味わいや目を引くパッケージデザインに加え、囚人服姿の生田斗真、鈴鹿央士、アントニーを起用したCMでも注目を集めている。

発売から1週間で出荷本数は2000万本を突破。同社によると、令和以降に発売したサントリー炭酸飲料としては最速の立ち上がりだという。

同社が「今年最大注力の新ブランド」と位置づけるNOPEは、広報面でも若者の心をつかむための工夫を重ねている。中でもSNS上で大きな話題となったのが、BOSSの自動販売機を使った演出だ。

青色を基調に「BOSS」の顔が描かれたおなじみの自販機が、NOPEのロゴとパッケージデザインで “上書き” されたように見える。落書きしたような表現は、まるでBOSSにいたずらをしたかのようにも映る。一見するとBOSSへの侮辱とも受け取られかねない大胆な演出だけに、物議も呼んだ。

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SNSでは、「こういうマーケティングが好き」「NOPEの担当チームがBOSSの担当チームにどう筋を通したのか気になる」といった声が上がった。「BOSSのチームなら案外すぐ許しそう」といった冗談交じりの反応も見られた一方で、担当部署同士の関係性や事前調整の有無を推測するコメントも広がった。

BOSS自販機は、サントリーの自動販売機の中でもBOSSブランドを強く前面に打ち出した存在だ。ラインアップはBOSSを軸としながら、「天然水」「伊右衛門」「C.C.レモン」など他ブランドも扱っている。
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