この春、企業やブランドの“新しい顔”である、企業・ブランドキャラクターが相次いで誕生している。周年施策を機に親しみやすさを高めるケースもあれば、ブランド刷新や新年度のコミュニケーション強化に合わせて接点づくりを進めるケースもある。
食品、日用品、インフラ、交通まで業種を問わず広がる企業・ブランドキャラクター活用。各社はキャラクターに何を託そうとしているのか。直近の事例を【企業・サービスの“親しみやすい顔”をつくる】:【ブランドの世界観をアップデートする】【商品のベネフィットやメッセージを“人格化”する】の3つに整理した。
【企業・サービスの“親しみやすい顔”をつくる】
新キャラクターの役割としてまず目立つのが、企業やサービスそのものへの親しみやすさを高める“顔”になることだ。商品単体の販促ではなく、企業の考え方やサービスの姿勢を、やわらかく伝える存在としてキャラクターを立てる動きが広がっている。今春登場した新キャラの中にも、広報や接点づくりの担い手として位置づけられる事例が見られた。
フジッコ「おまめやん」「こんぶやん」
フジッコは4月1日、新たな公式キャラクター「おまめやん」「こんぶやん」を発表した。同社は創業以来、豆や昆布を中心とした食材を展開する食品メーカー。
フジッコ「おまめやん」「こんぶやん」
今回公開した公式キャラクター「おまめやん」「こんぶやん」は、主要3ブランド(「ふじっ子」60 周年、「おまめさん」50 周年、「ふじっ子煮」55 周年)の周年が2026年に重なることを背景に制作。フジッコが企業としての想いをより親しみやすく伝え、顧客との関係性をさらに深めることを目的に、全従業者とそのご家族を対象に募集して誕生した。
フジッコがキャラクターに期待する役割は下記。
・豆や昆布を中心とした健康的な食材を使用したメニューや食べ方の提案
・バランスの取れた食卓をサポートする情報発信
・体がよろこぶヒントなどフジッコに関する豆知識の提供
・お客さまとの親しみやすいコミュニケーションの創出
「おまめやん」「こんぶやん」は、フジッコ公式ホームページでの情報発信のほか、公式SNS(X、Instagram 等)での投稿、各種プロモーション・キャンペーン、イベント・店頭・販促ツールでの展開を予定しているという。
