「PARCO」ネオンサインの実物も展示 「大サイン展」開催中 東京ミッドタウン・デザインハブにて

グラフィック

日本サインデザイン協会は東京ミッドタウン・デザインハブにて、特別展「日本サインデザイン協会60周年記念 大サイン展 伝える つなげる Sign×Society×Story」を6月7日まで開催している。

日本サインデザイン協会は、サインデザインの向上と普及を目指す団体で、1965年に発足した。サインデザインを取り巻く社会環境は大きく変化し、領域や社会的役割は、案内板や誘導サイン、看板や標識といった従来の枠を超えて広がってきた。昨今では、サインデザインは、都市や建築、公共空間、商業環境、文化活動などのさまざまな場面において、人と人、人と場所、人と社会を繋ぐ存在となりつつある。

今回の展覧会では、こうした歩みと現在地を社会に広く伝えていくことを目的に開催される。「過去・現在・未来」という時間軸を通して、サインデザインが果たしてきた役割と進化の軌跡を検証し可能性を探る。

主な展示内容は、「サインを読み解く11のコンテクスト|77のプロジェクト|戦後から現代へ」「Material-tone ひとつの矢印から見えてくる、素材と技術のグラデーション」「PARCO×五十嵐威暢」の3つ。

「サインを読み解く11のコンテクスト|77のプロジェクト|戦後から現代へ」では、人が古来からコミュニケーションの手法として用いてきたサインの情報伝達表現の要素を、11のコンテクストに分類し、時代を彩った象徴的なプロジェクト77作品に焦点を当てる。それぞれの作品のコンセプト、写真、映像、模型、モックアップなどから深掘りをし、サインの多面的な魅力と、社会との関係性の軌跡を、多数のプロジェクトから辿っていく。

パースイメージ 展示の様子

「Material-tone」では、サイン関連10社が同一形状の矢印サインに挑戦。その技術開発のプロセスと熱量を壁面展示する。各社の試行錯誤と創意から、未来を切り拓くサインデザインの可能性を探求する。

展示制作

ダイカン、中川ケミカル、オオサカネーム、ニチレイマグネット、マイサ、タカショーデジテック、平和合金、まどか、ユポ・コーポレーション、イクイップメント・アンド・ファシリティ・デザインといった10社が展示制作に協力した。

さらに「PARCO×五十嵐威暢」として、松本PARCOの外壁で実際に使用されていたネオンサイン「P」の実物を公開。PARCOの象徴として受け継がれてきた、五十嵐威暢氏による通称「五十嵐ロゴ」を間近で観察できる機会を設けた。エントランスのガラス面で使用されていた、木と真鍮で制作された「五十嵐ロゴ」のドアノブも展示する。

ロゴ

会期中無休で、開館時間は11時から19時まで。東京ミッドタウン・デザインハブは、日本デザイン振興会、日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUBによって構成されている。

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