「マックで“ちいかわ”がまだ買える」驚きと歓喜、ヤフオクでも“転売ヤー”壊滅状態 LINEヤフー独自判断だった出品禁止の舞台裏

日本マクドナルドが5月15日に発売したハッピーセットの玩具付録「ちいかわ」の転売対策をいち早く打ち出したメルカリに続き、「Yahoo!オークション」でも転売対策が進んでいる。発売初日の早い時間帯には同商品とみられる出品が複数確認されたが、その後、出品は大きく減少。現在では当該商品はほぼ見られない状況だ。LINEヤフーはAdverTimes.の取材に対し、AIやシステムによる不正検知と専門チームによる目視を組み合わせ、24時間体制でパトロールしていると明かした。

5月21日時点の「Yahoo!オークション」。「ちいかわ ハッピーセット 2026」で検索しても、今回のハッピーセットは全く出品されていない

5月21日時点の「Yahoo!オークション」。「ちいかわ ハッピーセット 2026」で検索しても、今回のハッピーセットは全く出品されていない

日本マクドナルドが5月15日に発売したハッピーセット「ちいかわ」は、発売前から高い注目を集めていた。LINEヤフーは5月8日、Yahoo!オークションおよびYahoo!フリマにおいて、同商品の玩具付録について発売後一定期間の出品を禁止すると発表していた。

発売初日の早い時間帯には、Yahoo!オークション上で同商品とみられる出品が複数確認された。しかし、LINEヤフーは取材に対し、「出品禁止対象の商品が出品されている状況は承知しています」としたうえで、「違反出品を確認したものについては順次対応を行っています」と回答した。

同社によると、Yahoo!オークションでは24時間、AIやシステムによる不正検知と、専門チームによる目視を組み合わせたパトロールを実施している。最終的には人の目で確認したうえで、削除対応を行っているという。

商品名や説明文に「ハッピーセット」「マクドナルド」といった文言を含めず、検知をすり抜けようとするケースも対応対象になる。LINEヤフーは「出品禁止対象に該当すると判断した場合は、商品名や説明文の記載内容にかかわらず、当社ガイドラインに基づき対応を行っています」と説明。商品情報や画像、利用者からの通報など、複数の情報を踏まえて総合的に確認しているとした。

一方で、同社は「当該商品であることがわかりにくいような形で出品している商品もあることなどから、タイミングによっては商品が一時的に残ってしまっている場合もある」とも説明する。出品禁止を告知していても、商品名を変える、画像中心で出す、隠語を使うといった抜け道を即時にすべて遮断するのは容易ではない。だからこそ、出品後の検知や削除、監視体制の強化が重要になる。

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事