マーケティングリサーチ会社のアスマークは5月11日、屋外広告における二次元コードに関する調査の結果を発表した。全国の20~50代の男女800人を対象として3月に実施されたもので、「二次元コードを読み取ったことがある屋外広告」や「二次元コード読み取り後の行動」「屋外広告を意識して見ている場面」などを明らかにすることを目的としたもの。
二次元コードの読み取り率が高いのは「壁面にある看板」やバス周辺
回答者のうち、直近1年間で二次元コードの読み取り経験がある人は全体の29.8%。そのなかで最も読み取り率が高かったのは、「ビルや施設の壁面にある看板」で35.3%を占めた。その後には「バスやタクシーの車体広告」(23.5%)、「バス停などの電子広告」(22.3%)と公共交通機関周辺への掲出広告が続く。
屋外広告を意識して見ている場面を尋ねる調査でも、「電車やバスを待っているとき」(26.5%)や「待ち合わせなどで人を待っているとき」(22.6%)が回答の上位に。バス・電車・人など、何かを待っているときに意識して屋外広告を見ている人が多いことがうかがえる結果となっている。
二次元コード読み取り後、商品購入や会員登録に繋がる割合は2割未満
屋外広告に掲載された二次元コードを読み取った後の行動についての調査では、「サイトやページを少し閲覧して終わった」(34.5%)が最多、次いで「クーポンやキャンペーンを利用した」(33.6%)、「商品やサービスについて情報を詳しく得た」(30.3%)が上位を占めた。
一方、「アプリのダウンロード」(18.1%)や「商品やサービスの購入」(14.3%)、「会員登録やサービス登録」(12.2%)といったアクティブな行動については、2割弱~1割未満という結果となった。
屋外広告に掲載された二次元コードについて、「読み取ろうと思ったが、何らかの理由で読み取るのをやめた経験がある」と回答した人は全体の55.9%と半数以上に。その理由の上位には「立ち止まることで周囲の人の邪魔になる」(25.5%)や「端末を取り出したり、カメラの起動が面倒」「人目が気になる」「距離が遠い、または位置が高い」(同率で24.0%)があがった。



