高校バレーボールを題材にした人気アニメ「ハイキュー!!」のプレーを実際のコート上で体験できるイベント「ハイキュー!! オンザコート」が8月7日、ベルサール六本木(東京・港)で開幕した。会期は9月13日まで。「飛ぶ」「打つ」「繋ぐ」を軸に、ジャンプの最高到達点やレシーブなどを体験できる。一般チケットは大人2000円、中高生1500円、小学生1000円、小学生未満無料で全日日時指定制。
一般チケットの他にグッズ付きチケットや音声ガイド付きチケットも販売されている ©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会
企画で重視したのは、作品の世界を再現することに加え、作品を入口にバレーボールそのものの魅力を体験してもらうことだ。本企画のプロデューサーを務める電通の野口貴大氏は、キャラクターのすごさをそのまま空間に落とし込み、来場者自身がコート上に立っているような体験を目指したと説明する。
その狙いを象徴するのが、東京グレートベアーズの柳田将洋選手が語った「ハイキュー!!」から実際のバレーボールへの送客力だ。
「選手って誰?」それでも試合には来る 柳田選手が感じた影響力
柳田選手は数年前、「ハイキュー!!」とのコラボイベントで現役選手による試合に出場した際、作品には詳しいものの、実際のリーグや選手を知らない来場者が想像以上に多かったと振り返る。
「ハイキュー!!で入っているんだけど、まだ現実のバレーを知らない。でも現実のバレーを見たいから来ました、という方が思った以上にたくさん来られた」
最近ではアジアでバレーボールをする機会も増え、「ハイキュー!!を見てバレーをやりたくなった」と話す参加者にも多く出会うという。作品が競技を知る入口になっていることを、日本以外でも実感しているとした。
今回のイベントも、作品を通じてバレーボールの魅力を知ってもらうことを目的の一つに据える。野口氏によると、企画段階から体験型イベントとして提案。日本に加えて海外でも「ハイキュー!!」やバレーボールの魅力を伝えることを念頭に置き、見る展示ではなく、来場者自身が参加する形式を選んだ。
