この夏休みに、土産など大量の荷物を持って飛行機に乗った方もいるのでは——。航空各社は、9月から羽田空港を発つ便を対象に、飛行機内に荷物を預ける締め切り時刻を10分ほど前倒しし、出発の30分前に繰り上げると発表した。羽田空港の混雑は深刻化しており、定時運航にも支障が出ている。こうした荷物に関する問題は他にも。座席に持ち込む手荷物が大きかったり座席上の物入れが埋まっていたりすると、入れ場所を探す手間がかかったり、預け荷物に変更する必要があったりと、定時運航に影響を及ぼしている。手荷物に関する規定の周知を徹底すべく、Xに動画を投稿した日本航空(JAL)に背景を聞いた。
夏休み期間中にご搭乗予定のお客さまへ✈️
お手荷物のルールのご案内
✅機内へのお持ち込みは
「身の回り品1個」「お手荷物1個」
の合計2⃣個まで麟
お土産も個数に含まれます✅身の回り品は座席下へ
お手荷物はご自身で上の棚へ収納ください詳細はこちらhttps://t.co/Z1ReizghiQ pic.twitter.com/RsjZ9wA88q
— JAPAN AIRLINES【JAL】 (@JAL_Official_jp) 2026年7月31日
手荷物に関する注意を呼び掛けるJALの動画
「機内持ち込みお手荷物は、合計2個まで‼」「規定を超えるお手荷物は、持ち込みいただけません」。JALは、Xに手荷物に関しての注意を呼び掛けるアニメーション動画を投稿した。実はこの動画、5月に同社がXに投稿した動画の第2弾なのだ。5月、保安検査場の通過時刻や搭乗口に着く時間を知らせる動画を公開したところ、利用者らから賛同の声が上がっていた。
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今回の動画では、機内に持ち込める荷物は、土産物を含む「身の回り品1個」「お手荷物1個」 の計2個。座席の下に収納できるサイズで、計10kgまでであること。そして、座席上の物入れに荷物を入れる際も、乗客自身で収納することや、重い荷物はけがや事故につながりかねない、と警告している。こうした動画を出すのは、安全運航を大前提とした定時運航が同社の使命であることに加え、「機内で快適に過ごしてほしい」という同社の願いもあるからだ。
「第1弾の動画についてお客さまから好意的な反応、現場のスタッフから前向きな声をもらったことが第2弾の制作の背景のひとつ」と話すのは、JALの担当者。今回の手荷物ルールの動画は、運航の定時性向上に向けた周知動画の第2弾だが、実は第1弾の動画が話題になる前から企画・制作を進めていたという。第1弾の動画を公開した直後から話題になり、一部の利用者から「はっきり伝えてくれて良い」という好意的な反応が寄せられたことや、最前線で働く現場のスタッフから「会社として明確なメッセージを出してくれて助かる」といった前向きな声が社内で上がったことが、第2弾の制作を後押しした。担当者は「第1弾が予想を上回る反響を呼び、多くのお客さまから『時間を守ろう』 『航空会社がはっきり言ってくれてよかった』という社会的な共感が広がったことは、我々にとって大変心強いものでした」と振り返る。