米国の俳優、シドニー・スウィーニーが「ほぼ裸」の姿で出演した広告に批判が殺到している。局部をボールなどのスポーツ用品で隠す姿に、スポーツ選手から「スポーツへの冒涜だ」といった批判など、各所から苦言が相次いでいる。
Unsplash/Dave Adamson
広告は米スポーツ予測市場「Novig」のもの。同社がXに投稿した広告では、スウィーニーが全裸や露出度の高い格好で、アメリカンフットボールのボールで胸を隠したり、バスケットボールのゴールの上に座ったりする様子が。他にも、下着姿でテニスラケットを持ったり、ビリヤード台の上に寝そべったりするショットもある。
Confirmed: Sydney Sweeney knows ball. pic.twitter.com/EXQ4PzVZsi
— Novig (@Novig) September 9, 2026
NovigがXに投稿した広告
こうした広告に対し、スポーツ選手らからは「女性アスリートを性的な対象にしている」「スポーツへの冒涜」などと批判が殺到している。オーストラリアの競泳のアリアーン・ティトムス選手は米CNNの取材に対し、「自分の技術を磨くことに人生をささげてきた全ての女性に対する侮辱だ。それだけでなく、チームワークや友情、献身性、卓越性、団結など、スポーツ本来の素晴らしさを楽しんでいる全ての女性をコケにしている」と語ったという。
また、この広告はニューヨークのタイムズスクエアでも掲示。多くの人の目に入ることから、「子どもに見せたくない」「目のやり場に困る」などと批判が高まっている。
US actress Sydney Sweeney appears in an advert for sports betting app Novig in Times Square in New York City.
“A kick in the face”: leading women athletes accuse Sweeney of sexualising women's sport. Sweeney has an equity stake in Novig
📸 Angela Weiss pic.twitter.com/xsrqaysbAG
— AFP News Agency (@AFP) September 16, 2026
タイムズスクエアで掲示された広告
こうした批判に対抗するように、スウィーニーも自身のInstagramに、広告でのショットを投稿した。また、スウィーニーが出演した広告が炎上したのは、初めてではない。2025年には、米国のアパレルブランド、アメリカンイーグルの広告に起用されたが、遺伝子を意味する「gene」(ジーン)とジーンズをかけて「遺伝子(ジーン)は親から子へ受け継がれる」などと広告で発言し、優生思想や白人至上主義を助長するとして批判されていた。

