TBS系日曜劇場「VIVANT」の勢いが、2週連続の放送休止を挟んでも続いている。ビデオリサーチによると、10月4日に3週間ぶりに放送された第19話の平均視聴率は、関東地区で世帯15.4%、個人10.3%だった。
9月13日放送の第18話は世帯15.0%、個人9.8%。2週連続の休止を挟んだにもかかわらず、世帯で0.4ポイント、個人で0.5ポイント上昇した。
7月に福澤克雄監督のパワハラ疑惑が報じられ、TBSはパワーハラスメントに該当する言動があったと認めていた。9月16日には、撮影中にスタッフを押し倒し骨折させていたと週刊文春が報道。9月30日の定例会見では、TBSテレビの龍宝正峰社長が一連の問題について謝罪した。一方、9月20日と27日はアジア大会中継のため予定通り放送を休止し、10月4日に後半戦が再開した。
パワハラ報道や3週間の空白期間を挟みながらも、視聴率は前回を上回った。冷めない「VIVANT」熱を追うように、企業によるコラボレーションも続いている。放送後半に入った9~10月にも、新たな企画が相次いでいる。
広がる企業コラボ
壱番屋は10月1日、全国の「カレーハウスCoCo壱番屋」で「VIVANT」とのコラボキャンペーンを開始した。第2シーズンの舞台のひとつであるタイの料理「トムヤムクン」をイメージした「トムヤムクンスープカレー」や、劇中に登場するドラムの好物である餅をテーマにした「もちっと揚げあんぱん」を展開する。
対象商品の購入者に限定カードやステッカーを配布するほか、レシート応募キャンペーンや、店内の暗号を解く謎解き企画も実施している。
神戸屋も10月4日、コラボ商品の第2弾を発売した。ドラマのキーカラーである「赤と黒」を表現した「クロワッサン・ノワール・ルージュ」と、劇中の組織「テント」をイメージした「パン・オ・ショコラ・テント」の2品を展開する。
同社は7月にも、秘密組織「別班」にちなんだ「別パン」を発売。第1弾はSNSやメディアなどで反響を呼び、利用者からの要望を受け、一部店舗では12月末まで販売を継続することを決めた。
JR東海は9月16日から11月27日まで、「推し旅」の一環として「VIVANT」とのキャンペーンを展開している。東海道新幹線の車内で、堺雅人扮する主人公の乃木憂助やドラムの限定ボイスを聞きながらクイズに挑戦でき、クリアするとオリジナルのスマートフォン壁紙などがもらえる。
日本橋三越本店では10月7日から20日まで、ポップアップストアと特別展を開催する。劇中で使用されたアイテムを展示するほか、同店限定の「別班饅頭」、天女像をデザインしたTシャツやトートバッグなどを販売する。



