たけのこの里、台湾と韓国へ本格輸出 世界で「きのたけ戦争」勃発へ “どっち派”投票も実施

明治は、ロングセラー商品「たけのこの里」の台湾や韓国への輸出を始めた。これまで「きのこの山」は両国・地域で販売していたが、インバウンドから寄せられる「たけのこの里」へのラブコールに応えた。今後、「きのこの山」と合わせて“きのこたけのこどっち派”プロモーションを展開する予定で、海外でも「きのたけ戦争」が勃発することになる。

写真 商品・製品

「きのこの山」は英語名の「Chocorooms」として発売しており、アメリカ、オセアニア、東南アジアなど世界18の国・地域で販売し、エリアを拡大している。「たけのこの里」もそのおいしさやユニークな形で人気だが、世界で食べられているキノコと違い、そもそもタケノコを食す習慣がない国・地域では、何の形を模したお菓子なのかがわかりにくく、形状のかわいらしさが伝わりづらいという難しい課題がある。そこで今回は、すでに「きのこの山」を販売しており、食文化としてタケノコになじみのある台湾と韓国で展開することとなった。

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日本ではおなじみの愛らしいタケノコの形も、タケノコを食べない海外では伝わりにくいという課題も

これまで明治を通さずに「たけのこの里」が並行輸出品などとして販売されているケースはあるものの、同社として韓国への輸出実績はなく、台湾へは限定的なテスト販売で輸出したケースしかない。そのため、同社が正式に輸出することで、「たけのこの里」が本格的に世界へ飛び立つことになる。

台湾では、11月末まで“きのこたけのこどっち派”プロモーションを実施。「明治香菇/竹筍造型餅乾<你是哪一派>投票活動」(日本語訳:明治 キノコ/タケノコ型クッキー<あなたはどっち派>投票キャンペーン)として、InstagramなどのSNSで発信し、Web上で投票してもらう。

また、11月7日には、投票キャンペーンのリアルイベントとして台北市に「一日投票所」を設置する予定。会場で実際に「きのこの山」と「たけのこの里」を試食してもらい、参加者には大型ボードにシールを貼って投票してもらうという。アンバサダーを務める台湾の人気タレントが選挙カーで演説するなど、本物の選挙さながらのプロモーションを展開する。

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たけのこの里の特徴は「チョコレートで包んだクッキー、サクサク香ばしい食感でどんなシーンにもぴったり!」と紹介され、きのこの山は「チョコレート×サクサククッキー、ユニークな形で楽しさ満点!」とされている

「きのこの山」と「たけのこの里」は、味などの菓子としての魅力にとどまらず、もはやIPコンテンツとして拡大しており、同社も「『どっち派?』という会話を楽しんでいただけることも、ブランドならではの価値だと考えている」。同社の担当者は、「日本で長く親しまれてきた、自然と会話が生まれるおもしろいコミュニケーション文化を、世界にも広げ、海外の方々にも楽しんでいただきたい」と話す。

今後、「たけのこの里」の販売エリアについては、まずは初舞台の台湾や韓国での定着に注力し、状況を踏まえながら、今後の展開を検討していく予定。同社は「きのこの山」との“どっち派コミュニケーション”拡大を狙っており、「将来的には、グローバル総選挙の開催を目指す」(同社担当者)という。

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