インターネットの有害サイトをフィルタリング(除外)する家庭向け「i-フィルター6.0」のテレビCMが23日に長野エリアで始まる。開発・販売元のデジタルアーツ(東京・千代田)によるもので、同社がCMを放送するのは始めて。イメージキャラクターには俳優の加藤清史郞を起用、内容を3パターン用意した。放送期間は4月17日まで。連動してWebサイトや店頭でも訴求し、同ソフトウエアの認知度向上を目指す。広告会社は電通。
長野地域を放送エリアに選んだのは、主要なターゲット層となる、小学校高学年~中学生の子どもを持つ世帯が多いため。テスト放送の意味もあり、反応を見て、全国放映など今後の方針を検討する。CMの各パターンで、有害サイトを遮断する機能のほか、長時間利用を防ぐため、制限時間を設ける機能や、保護者が外出先から携帯電話のメールを利用して、子どものネット閲覧状況を確認できる機能などをアピールする。
同社は初のテレビCMについて「ソフトの機能が有害なサイトを遮断するだけ、という認識がまだ多いと見ている。その他の機能についても啓発したい」(経営企画室)とした。
同ソフトはダウンロード版で月額350円、パッケージ版は定価6090円(いずれも税込み)。
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