朝日新聞社は、10月19日〜21日の3日間、新聞紙面とWeb、SNSを連動させた特別企画「socialA」を展開する。
「socialA」では、東京本社版朝刊の最終版から抜粋された、総合面・社会面・生活面・教育面など8〜10ページの紙面のデジタル版が、特設プラットフォーム「socialA」に掲載される。同紙の記者や、本企画に賛同した29人の有識者「socialA委員」がツイッターを利用してその紙面上にコメントを投稿、画面が随時更新されていくという企画だ。
一般ユーザーは、PCやiPad、iPhone、Android端末を通して、紙面では伝えきれなかった取材の裏話、新聞発行後の動きなどリアルタイムの情報、読み手の代表である有識者の意見・感想などを閲覧することができる。新聞広告には関連サイトやコンテンツへのリンクが張られるほか、広告主やその関係者によるツイートで、追加情報が付記されることもある。会員登録やログインは不要。各ブラウザーに対応するほか、専用アプリ「socialA by 朝日新聞」も配信される。
本企画は、10月15日からの「新聞週間」にあわせて実施するもの。「紙面+α」の新たな価値を提供する今回の企画を通して、新聞の未来像を探りたい考えだ。
「socialA委員」には、コピーライター・谷山雅計氏や広告ディレクター・佐藤尚之氏、人気ブロガー・ちきりん氏、ジャーナリスト・田原総一朗氏、エッセイスト・小島慶子氏、精神科医・香山リカ氏、星野リゾート代表取締役社長・星野佳路氏など、各界のオピニオンリーダーが名を連ねる。朝日新聞公式サイト内の「socialA」紹介ページでは、プロフィールとともに、「ソーシャルと新聞」をテーマにした各人のコメントも寄せられている。
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