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「インバウンドマーケティング」の統合ソフト、コムニコとスケダチが国内で販売 米ハブスポット社と提携で

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ソーシャルメディア上のプロモーション支援を手がけるコムニコ(東京・港)は米HubSpot(ハブスポット)社(マサチューセッツ州)と提携し、ハブスポット社が提供する「インバウンドマーケティング」支援の統合ソフトウエアを日本国内で販売する。コムニコはマーケティング領域のビジネス開発を支援するスケダチ(東京・渋谷)と協業し、導入企業への支援やコンテンツ制作なども含めたサービスを提供する。

インバウンドマーケティングとは、インターネット上で行うSEO(検索エンジン最適化)やソーシャルメディア、ブログなどの活用で、潜在顧客に自社の存在を見つけられることを目指し、潜在顧客側が近づいてくることで見込み客化につなげるマーケティング手法を指す。検索やソーシャルメディアの普及が可能にした新しいマーケティングの考え方として、ハブスポット社のブライアン・ハリガンCEOらが提唱したもの。特にBtoB企業、中小企業のマーケティングに有効として米国を中心にこの考え方が広がっているという。

統合ソフトウエアはCMS(コンテンツ管理システム)やSEO対策ツール、ブログ作成・ソーシャルメディア投稿支援、ソーシャルメディアのモニタリング、見込み客管理、効果測定・分析などのツールを一体化したもの。使用料は利用期間とコンタクト数で変動する。このほか、ソフトウエアの導入支援やコンテンツ制作も含めたパッケージでの販売も想定している。サービスの提供開始は7月末を予定している。

ハブスポット社はこのソフトウエアを中小BtoB企業を中心に、世界45カ国、6000社以上に提供している。日本でのパートナー提携は初めて。