エレコムのシンガポール子会社は18日、現地や近隣諸国でのブランド認知向上と事業拡大のため、シンガポールで初直営店をオープンする。出店先は同国内最大級の大型ショッピングセンター「Vivo City」で、観光地であるセントーサ島へ渡る始発駅と、MRTハーバーフロント駅をつなぐ商業施設。現地のファミリー層、カップルだけでなく、世界各国の観光客が訪れる。取り扱い製品は、スマートフォンやタブレットPCの周辺機器やアクセサリ、AV関連製品など、500~600品目を予定している。
エレコムは「海外でのショップ展開」を新事業領域のひとつに掲げており、東南アジアはその重点地域。2013~14年にかけ、中国・香港に2店舗、上海に3店舗、ベトナムには通常店舗のほか、2箇所販売拠点を設けている。いずれも現地消費者だけでなく、観光客もターゲット。
2月に発表されたエレコムの2014年第3四半期(連結)では、東南アジアは売上高52億9100万円(前年同期比23億4100万円増)、営業利益でも9900万円(同比8600万円増)と、軌道に乗り始めた格好。欧米にも直営店はあるが、今後は縮小し、東南アジア・中南米のショップ展開を加速させる。
エレコム全体では同期売上高は494億円(前年同期比3.4%増)、経常利益は50億8200万円(同比12.8%増)。
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