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講談社、写真共有アプリで女性誌の写真配信 アジアでのブランド浸透狙う

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講談社は、スマートフォン向け写真共有アプリ「Snapeee(スナッピー)」を開発・運営するマインドパレット(東京・港)に出資、業務提携し、同アプリで雑誌『ViVi』『with』の雑誌掲載のファッション写真など公式コンテンツの配信を本格化させた。

「Snapeee」の画面。投稿は、アジア各国語に対応しているという。

『with』は台湾と香港で、『ViVi』もこの2エリアに加えてマレーシアやタイなどで販売しているが、スマホ向けの写真投稿で接触機会を増やし、アジアでのブランド浸透を狙う。今後は、各国で両誌のブランドを冠した洋服を販売するなど、ライセンス事業を拡大する方針。「スナッピー」はEC決済機能を搭載する予定で、アプリ上での物販や有料コンテンツ販売も視野に入れる。

「スナッピー」は日本を含むアジア圏の若い女性ら約810万人のユーザーを持つ。講談社のほかに、ヤマサ醤油やピーチ・ジョンなどの企業が公式アカウントを開設している。講談社の出資は、マインドパレットが実施した第三者割当増資の一部で、ほかに独立系ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレイン(東京・港)と、環境エネルギー投資(東京・品川)が出資した。


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