ビデオリサーチは5日、2015年正月の三が日にオンエアされたテレビCMの動向について発表した。
同社グループのビデオリサーチコムハウスが、関東・関西・名古屋の各民放5局を対象にテレビCMのオンエア状況を調査している「テレビ広告統計」データを元に、1月1日午前0時〜3日午後12時に関東地区(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)でオンエアされたCMについてまとめたもの(速報値。番組宣伝などテレビ局のPRは除く)。
CMを出稿した企業は計566社、CM本数は計1万1789本と、2014年の561社・1万1653本から微増した。
企業別のCM本数が最も多かったのはスズキで530本(7950秒)。次ぐ2位は興和新薬(246本・3690秒)、3位は日産自動車(213本・3375秒)だった。スズキは698本だった昨年に引き続いての首位。3位の日産自動車は昨年は198本で5位だった。
企業別 4位以降の結果は以下のとおり。5位のダイハツ工業は昨年2位、6位の本田技研工業は昨年3位と順位は落としたものの、今年も自動車メーカーが強さを見せた。4位には、2014年にテレビCMの出稿を開始したサイバーエージェントグループの7gogoがランクインした。
4位 7gogo(212本・3180秒)
5位 ダイハツ工業(210秒・3180秒)
6位 本田技研工業(187本・2880秒)
7位 ユーキャン(178本・2670秒)
8位 チョーヤ梅酒(173本・2595秒)
9位 永谷園(167本・2520秒)
10位 パナソニック(164本・5070秒)
商品・サービス別では、企業別で4位にランクインした7gogoが手掛けるトークアプリ「755」が212本・3180秒でトップに。CMは、2014年12月26日からAKB48を起用したバージョンを、2015年1月1日からE-girlsバージョンを全国で放映しており、その効果もあってか、1月3日現在のアプリの累計ダウンロード数はiOS、Android合わせて250万件を突破したという(7gogo発表)。
2位は昨年と変わらず通信教育の「ユーキャン」(178本・2670秒)が、3位には電子コミック配信サイトの「アムタス めちゃコミック」(143本・2145秒)がそれぞれランクインした。ほか、5位に「LINE」、10位に「King.com(キャンディークラッシュ)」と、スマートフォン向けアプリサービスが上位に多く見られた。
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