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【今週の注目記事まとめ】資生堂 3人のアートディレクターによる美のバトル/佐野研二郎氏、五輪エンブレム制作過程を解説など。

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「企業広報大賞」マツダに決定、経営者賞は伊藤忠の岡藤社長・ユーグレナ出雲社長に

経済広報センターは1日、優れた企業広報を実践している企業や経営者、企業広報の実務者を表彰する「企業広報賞」の選考結果を発表した。第31回にあたる本年、その頂点となる「企業広報大賞」にはマツダが選出された。

(C)marquardt21 / 123RF

評価対象は2014年4月から15年3月までの広報活動となっており、マツダは独自の環境技術「スカイアクティブ」やデザインテーマ「鼓動」など、その背景にあるマツダの哲学・考え方を本社のある広島から世界へ発信してきた点が評価された。

同センターによれば、社会のマツダ車に対するイメージを向上させ、コーポレートブランディングに結びつけた点、地域のプロ野球球団やJリーグクラブ支援など経済、文化良方面で戦後の広島を支えてきた実績についても選出理由となっている。

マツダの小飼雅道・代表取締役社長兼CEOは、今回の受賞を受け、「マツダの商品やモノ造りの考え方、企業人格を伝えるべく、全社一丸となって地道に取り組んだことを評価していただいたものと認識している」とコメントしている。

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資生堂 3人のアートディレクターによる美のバトル

資生堂宣伝・デザイン部を代表する3人のクリエーティブ・スペシャリストと社内外のクリエーターとのコラボレーションによる「ビューティー・グラフィックス展2015 “BATTLE”」が開催中。本展には、同社クリエーティブ・スペシャリストとして、グローバル広告、商品広告などのデザインを手がける山田尊康氏、佐藤園美氏、丸橋桂氏の3名が参加している。

展示は、東京・資生堂銀座ビルの1階ウィンドーディスプレーおよび2階展示スペース(ディスプレーシェルフ)にて。1階のウィンドーディスプレーには、女性たちの美しき闘いの姿をユーモラスに描いた作品を展示。この作品は丸橋氏が同社トップヘア&メーキャップアーティスト 計良宏文氏、フォトグラファー 金澤正人氏、スタイリスト 伊藤佐智子氏らとともに制作した。

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佐野研二郎氏、五輪エンブレム制作過程を解説「自身のキャリアの集大成であり、盗用疑惑は事実無根」

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレム制作者である佐野研二郎氏は5日、都内で会見を開催。メディア向けにデザイン、制作意図、オリジナリティの根拠について、改めて説明の場を設けた。

佐野氏は騒動を受け、会見の冒頭で「大変驚いており、模倣というのは事実無根」とコメント。訴えを起こしているベルギーの劇場のロゴについては「要素は同じだが、デザインに対する考え方がまったく異なる。自身のデザイナー、アートディレクターのキャリアの集大成としてすべての経験と知識を注ぎ込んだものであり、これ以上のものはないと考えている」とし、エンブレム制作の過程についてボードを用いて詳しく解説した。

まず今回のエンブレムはDidot、Bodoniという書体から着想を得たものであり、ベルギーのロゴとは使用書体が異なっている点を指摘。

「このタイポグラフィの力強さ、繊細さをキープした上で表現したかった。その上で亀倉雄策先生が1964年に制作した東京五輪ロゴにある日の丸の円と組み合わせている」と述べた。さらにエンブレムを9分割したボードを報道陣に公開。五輪マークと「T」のロゴの配置へのこだわり、配色、赤い円の意図などが語られた。

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