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札幌の秋、デザインで彩る イベントで街を活性化

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芸術の秋を彩る各種イベントが、札幌市内の各地で開かれている。デザインやアートを通じた地域の活性化が狙い。それぞれの会場では、展示やデザイン賞の発表などが行われた。

集いの場、デザインが演出

6年目を迎える「SAPPORO DESIGN WEEK(札幌デザインウィーク)2010」が10月28日~11月3日、市内の各会場で開かれた。今回のメーンテーマは「パーティをデザインする」。人がつながる場を通じて街の活性化につなげる目的がある。

北洋銀行大通センタービル大通BISSE(中央区)では、「クリエイターからのPARTY招待状展」が開催された。併せて、「SAPPORO DESIGN AWARD(札幌デザインアワード)2010」の作品展示が行われ、グランプリは吉本亜矢氏(小笠原工芸社)が受賞した。4丁目プラザ(中央区)では「エコデザインアワード2010作品展」が開催された。日本を代表するデザイナーと北海道を拠点に活動するデザイナーが提案する「長く使える日常の道具」を一堂に紹介した。

札幌デザインウィークは、デザインの力で札幌を魅力的で住みやすい街にしていきたいと、建築家、インテリア、プロダクト、グラフィック、ファッションなどのデザイナーが集結して2005年に始まった。

市民へのアピールでアートの「出前」も

壁面に若手アーティストの作品を展示する「500m(メートル)美術館」

「さっぽろアートステージ2010」は10月30日から開かれている。こちらも今年で6回目。札幌で活躍するアーティストに発表の場をつくり、その作品を幅広く市民に触れてもらう狙い。12月19日まで、様々な行事が行われる。

「舞台芸術部門」「学生音楽部門」「音楽部門」「美術部門」の4部門と、ひとつの「特別プログラム」で構成され、今回から新たに、もっとアートに近づいてもらうための企画として「出前アートステージ」などを行う。

市営地下鉄大通駅からバスセンター前駅にかけての地下通路では、若手デザイナーの作品を壁面に展示する「500m(メートル)美術館」が開催された。