博報堂は、「次世代エネルギー社会」における企業の取り組みを支援する専門組織「スマートグリッドビジネス推進室」を9月1日付で設置した。
同室では、環境と経済を両立させる「次世代エネルギー社会」における新しいビジネスの掘り起こしや、生活者に受け入れられる商品・サービスの開発、メッセージを伝えるための効果的なコミュニケーション支援のほか、生活者の意識・同行調査の結果など、リサーチデータの提供も行う。
本サービスにおいては、同社の企業内大学「Hakuhodo Univ.」に2009年に設置された「次世代電動生活ラボ」の活動を通して収集したデータや知見を活かす。生活者の意識・行動変化やビジネスの可能性に関する調査・研究、先進国の事例研究といった同ラボの活動成果に加え、電気自動車のプロモーション施策など、同社がこれまでクライアントに提案してきた環境コミュニケーションのノウハウを活かすことで、クライアントの今後のビジネス拡大をサポートしていく。
「次世代エネルギー社会」の実現に向け、昨今、“スマートグリッド(次世代送電網)”や“スマートハウス”“スマートタウン”といった取り組みが各業界で進められている。インフラの変化を含むこの社会変革は、生活者の意識やライフスタイルにも大きな変化をもたらすと考えられている。
また、東日本大震災の発生以降、エネルギー問題への関心は社会全体においてますます高まっている。企業としても、この変化への対応が急務となっており、そのニーズに応える目的で、同室の設置に至った。
室長は、MD統括局長 兼 ビジネス統括局長で、同社の新ビジネス領域全般を管轄する執行役員・渋谷道紀氏が兼務する。今後、既存クライアントはもちろん、本サービスをきっかけとした新規クライアント獲得も視野に入れ、提案を進めていく考え。
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