10月1日(土)発売の『ブレーン』11月号では、「ブランドの未来をひらくパッケージ」という特集を組んでいます。有名クリエイターが、パッケージにひかれて思わず買った「パケ買い」商品や、編集部が特選したパッケージデザイン、海外市場を切り開いている国内企業の商品、またロングセラーブランドのパッケージの変遷について取り上げています。
「AdverTimes」では特別版として、日本コカ・コーラの「OLO OLO」と、アメリカのリキュール「SX Latin Liquors」シリーズをご紹介します。
集めるのも楽しい 元気でポップなパッケージ 日本コカ・コーラ「OLO OLO」
日本コカ・コーラのチルドカップ飲料「OLO OLO(オロオロ)」は、「おいしくってロハス」がコンセプトのブランド。パッケージにもその考えが生かされており、森林保護に寄与する間伐材を活用した紙を素材に用い、またグラフィックでも自然なデザインを目指した。顔のようなロゴが親しみやすく、「元気でポップなイメージ」を表現。日本パッケージングコンテスト、アジアスターアワード、ワールドスターアワードなどの賞を受賞している。
発売から1年が経ち、現在は6アイテムをラインナップ。WEBサイト、各種プロモーション、自動販売機で、共通のブランドビジュアルを使用、自販機自体が広告塔となり、購買場所を探すための目印にもなっている。販売エリアは、大阪・神戸・京都の3エリア。
企画制作/オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン
官能的なラインのボトルで女性層を獲得「SX Latin Liquors」シリーズ
「SX Latin Liquors」シリーズは、ニューヨークの酒類輸入販売会社SX Latin Brands社(SX)が2011年6月に発売したスピリッツ(蒸留酒)ブランド。女性的なラインのボトルが特徴で、サンバやチャ・チャ・チャといったラテンダンスを商品名に冠する。アメリカで、テキーラなど蒸留酒に人気の集まる中、SXは、女性消費者が既存商品に不満を持っているという調査結果を得て、女性向けの商品の発売を決めた。デザインしたのは、ニューヨークを拠点とする4Sight社だ。同社の社長、スチュアート・レスリーさんは、「女性の魅力こそラテンの文化。近代的な見かけですが、実は伝統に則ったデザインなのです」と説明する。マイアミ市で発売した後、ヒット。消費者だけでなく、バーテンダーたちからも高評価を得た。
企画制作/4Sight
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