コラム

社内ベンチャー奮闘記 ~新しい広告ビジネスを目指して

会社設立からサービスリリースまでの半年間を振り返ってみた

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文:糸永洋三


(今回はちょっとシリアス文体で・・・)Media JUMPをつくって、ちょうど半年がたった。この期間、「あした、なにしよう? キタコレ!」をつくりあげることのみに、ほぼ全時間を費やしてきた。

いままでの博報堂営業時代、博報堂DYメディアパートナーズでのインターネット担当時代とは、まったく違う、自らオリジナルに、ゼロから創り出していく事業構築。初めて経験する業務スタイル(=Media JUMP社という会議室にパウロといつも二人だけ・・・)に、とにかく夢中になってきた。あっという間に半年が過ぎた。

会社設立準備、事業計画策定、オフィス設備手配、各パートナーとの契約書策定、売上・支払管理、サービス要件定義・開発、事業パートナー・コンテンツパートナーとの交渉・業務提携の獲得、プロモーション戦略、広報戦略の立案・実施、Media JUMPとしての中期経営計画の展望など・・・。

とにかく、パウロと二人三脚で毎日、少しずつのJUMPを重ねてきた。その結果、キタコレ!のWeb-PC版が8月15日に、iPhoneアプリ版は、9月23日にリリースした。そして、今も日々、サービス改善のためのJUMPを積み重ねている。
 
電光石火に過ぎていった半年間、私が課題として大いに学んだことのひとつに、「人や会社とのお付き合いの仕方」がある。特にテック系人材の方々、開発会社さんとの付き合い方には、戸惑うことも多かった。

例えばその1。
システム開発領域・会社における業務スタイルは「言われたこと(=要件定義したこと)を、やる。指示されなかったこと、言われなかったことは、やらない」、「決めたことをつきつめて絞りこんで開発を進める」。

それに対して、広告業界出身の我々は事業アイデアを広げていくし、(事前にメンバーと共有していなくても)よかれ! と思うことはどんどん提案するし付加していくやり方。今までの経験で培ってきた、「よりいいものを一緒に共創的に創り上げていく(いきたい)」、という業務スタイルがガチンとぶつかり、ストレスフルになることも多々あった。

例えばその2。
テック開発領域における我々の「ナレッジ不足、経験不足、『勘所』不足」によって生じてしまった開発者とのクオリティマネジメント、スケジュールマネジメントにおけるミスコミュニケーションの問題。本来お互いがコミュニケーションを重ねることによって、よりよいサービスを生みだせる! と思っていたのだけれども、(勝手に僕らが感じていただけだったかもしれないが)開発工程がちょっと見えにくくなってしまったタイミングがあり、(結果的に)Media JUMPとして、強く狙っていたビッグチャンスを失ってしまったということもあった。

ということで、反省反省な半年でありましたが、新しい事業構築を推進しまくった中には、非常に多くのパートナーの方々、社内外の関係者のご協力、ご配慮、応援をいただいて、ここまで来られたことは言うまでもないこと。そして、これからも、日々、少しずつ、いままでよりももっともっとJUMPせねば! と思う。月並みではあるが、協業先とのWIN-WINな取引関係があることをベースとして、新しいパートナーとのコラボ企画、業務連携なども随時リリースしていき、みなさんとご一緒にJUMPを続けたい、と思っている。

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