毎年10月の乳がん月間に合わせて全国で開催されている、ピンクリボンフェスティバル(主催=日本対がん協会など運営委員会)。街の建造物のライトアップや街路フラッグ、街頭での啓発グッズの配布、メディアでのピンクリボンアピールなどが行われている。
そのメインイベント「ピンクリボンスマイルウオーク」の神戸大会が16日に開催された。本イベントは、乳がんの知識を深め、検診への一歩を踏み出すきっかけにしてもらうのが目的。約6キロの既定のルートを完歩すると完歩証が発行され、各地域のご当地スタンプがもらえる。今月1日に6000人が参加した東京会場からはじまり、今年初開催の名古屋、そして神戸合わせて10000人を越える人が参加し開催された。29日には約1500人が参加して仙台でも行われる。
各地でのイベントへの参加者の中には、おそろいのピンクのTシャツを着て歩く団体チームもあり、会場はピンク一色に染められた。他にも会場では乳がん検診や各種ブースが設けられた。また東京、名古屋、神戸の会場では「メッセージをつなごう」と題し、東日本大震災の被災者への応援メッセージも受付けられた。このメッセージは29日のイベントで仙台に届けられる。
本イベントの企画の提案やご当地スタンプ、完歩証、告知ポスターなどはクリエイターコミュニティ UGOUのメンバーが手掛けた。ビジュアルのコンセプトは、“全国4カ所の各都市が主役”。「各都市のランドマークを全面に出し、ひとつの円にすることで〝みんなひとつに繋がって楽しくウオークする”ことを表現しました。ネガティブな要素を感じさせないやさしく明るいタッチのイラストをメインビジュアルにし、親しみやすさを出しました」(UGOU 岸さゆみ氏)
UGOUは、カメラマンやWebクリエイター、アートディレクター、コピーライターなどが集まって結成されたクリエイターのコミュニティ。今回の提案は、UGOUのメンバーに日本対がん協会が主催するピンクリボンデザイン大賞の入賞者がいたことから始まった。その入賞をきっかけに、今回の企画を直接持ち込み実現させた。
ピンクリボンフェスティバルURL:http://www.pinkribbonfestival.jp/
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