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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

「コピー」じゃなくて、「いいコピー」を書くために。

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山川力也(たき工房 コピーライター)

kyosanS

第48回宣伝会議賞授賞パーティにて協賛企業のシベールさんと

はじめまして、山川力也です。
たき工房という広告制作会社で
コピーライターとして働いています。
宣伝会議のコピーライター養成講座では、
2010年度の専門コース「谷山・井村・吉岡・照井クラス」で
お世話になりました。

このリレーコラムは、これからコピーライターをめざす人、
養成講座の受講を考えている人に向けてとのことでしたので
そんな方々をイメージしながら
僕の思うところをお話しできたらと思います。

「養成講座に通っても、
コピーライターになれるとは限らないよね?」
そう考えて二の足を踏んでしまう方も多いかもしれません。
安心してください。
誰だってコピーライターになれます。
ただ、「いいコピーライター」になれるかどうかが大切だ
ということを覚えておいてほしいです。

コピーライターの需要は減っていると思います。
コピーで人が動く時代じゃないなんて言う人もいます。
僕もそう考えてしまう節がありました。
しかし、講座に通ってみて、それはコピーのせいではなく、
「いいコピー」が書けない自分のせいだったことに気づかされました。

時代やクライアントは、いいコピーを求めています。
これからコピーライターをめざす人は、
いいコピーが書けないと
ますます希望の会社に就くことは難しいでしょうし、
夢みるような大きな仕事に携わることはできないと思います。

僕が通っていた専門コースでは、
いいコピーの書き方を教えてもらいました。
ホームランの打ち方を習っても実際ホームランは打てないように、
広告コピーってこう書くんだ!とわかっても
実際にいいコピーを書くのはなかなか難しいです。

shigotoS

「仕事」がテーマだった新聞広告クリエーティブコンテストで最優秀賞を受賞

けれども、コピーライター10年目を機に養成講座に通って、
教えられることはもちろん多かったし、
もう一度モチベーションを高く持って
日々の仕事ができるきっかけになったと思っています。

講座に通った2010年の「宣伝会議賞」では協賛企業賞を、
翌年の「新聞広告クリエーティブコンテスト」では
最優秀賞をいただくことができました。
宣伝会議賞は協賛企業のシベールさんに
幸運にも選んでいただけたという気持ちが強いですが、
クリエーティブコンテストの受賞は間違いなく
講座のおかげだったと感謝しています。

TCCホルダーでも、
大きな広告会社にいるわけでもない僕ですが、
コピーライターにはこんな働き方もあるのかと
感じてもらえれば幸いです。
次回からはもう少しざっくばらんに、
講座でのできごとや日々の仕事についてお話ししたいと思います。

yamakawaS
山川力也(やまかわ・りきや)
コピーライター。1977年生まれ、静岡県伊豆の国市出身。2001年関西大学社会学部卒業、たき工房に入社。現在、第1デザイン事業部kaza☆ana所属。第48回宣伝会議賞協賛企業賞、2011年度新聞広告クリエーティブコンテスト最優秀賞受賞。朝日広告賞、消費者のためになった広告コンクール、全日本DM大賞など入選。

次回(13日)も山川さんのコラムを掲載します。

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