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シダックス、“売る広報誌”第二弾「YUCARI」創刊

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シダックスは、『「旬」がまるごと』に続き、“売る広報誌”『YUCARI』を創刊する。

シダックスグループが特別協力する新しいムック“日本の大切なモノコトヒト”『YUCARI(ゆかり)』が3月21日、マガジンハウスから発行される。シダックスは本シリーズを、2011年1月から採用するグループの基本理念「はぐくむ、大切なことのすべて」を伝えていくための広報誌と位置づける。3万部をムックとして販売する他、別途20ページ抜粋のフリーペーパーを、グループ運営の社員食堂、レストランカラオケ、レストラン、売店、公共施設などに設置する。

同社は2007年、当時の基本理念「マザーフード」(母なる地球が育んだ豊かな大地と海の恵みを、すべてのお客様に母親のように真心を込めてお届けする)を伝えるツールとして、“マザーフード”マガジン『「旬」がまるごと』をポプラ社から創刊。毎回1テーマで食材を取り上げ、“売る広報誌”として話題になったが、今年1月に発行した『しお』特集号をもって、「安心・安全な食を提供するというグループの理念もある程度伝えられた」(広報室)として休刊していた。給食事業やレストランカラオケ事業を中心に展開してきた同社だが、最近はサービスの提供先が自治体や公共施設にも広がり、また業容も拡大してきた。「50周年を機にスローガンを刷新したため、それと共に広報誌も実態に合った内容に変えていく必要があった」(同)。

タイトルの「YUCARI」は、大切なものごとを育む、人と人を繋ぐ「縁(えん・ゆかり)」を表し、日本のおもてなし、文化、風習、地域のつながりなど日本の良さを発信する。創刊号のテーマは、日本人にもっともなじみの深い花である「桜」。桜の生物学的な側面や、花見の歴史、日本人なら知っておきたい桜にまつわる名言、全国の桜の名所、桜を使ったスイーツや伝統工芸品の紹介など、多様な切り口で桜と日本の暮らしの深いつながりを紹介する。

『「旬」がまるごと』の創刊メンバーのうち、カゼプロ・戸練直木氏、博報堂ケトル・嶋浩一郎氏、『metro min.(メトロミニッツ)』などを手掛ける小林淳一編集長は続投。出版社はポプラ社からマガジンハウスに移行した。

「YUCARI」概要

タイトル: “日本の大切なモノコトヒト”「YUCARI」
発売日: 奇数月20日(年6冊)予定
定価: 680円
形態: ムック、96ページ
部数: 3万部(別途、グループ運営施設に20ページ抜粋のフリーペーパーを設置)
出版社: マガジンハウス
編集長: 小林淳一氏