県内に約600の島を持つ長崎県がその魅力を伝えるため、SNSを通じてPRする公式レポーターを募集する「“しま”を体験！レポーター企画」を開始した。「公式アカウントを使った情報発信は行っているが、よりSNSの可能性を探るためには従来のブロガーのような立場の人たちを巻き込む必要性を感じ、実施に至った」（広報広聴課）。

レポーターは10月6日～8日の3日間、長崎県五島列島（五島市、もしくは上五島町）を訪問。「電気自動車」、「グルメ」、「教会探訪」など県が指定する観光資源をテーマに取材し、2週間以内に自らのSNSアカウント（ブログ、ツイッター、フェイスブック、Google+のいずれか）で2本以上のレポートをあげることが条件。波及効果が高ければ、他の島でも実施を検討する。

募集は専用サイトで9月12日まで行っており、本人を含む最大3人までの各1組、計2組を選ぶ。

ネットを通じたレポーター募集は、昨年8月に愛知県が企画。離島3島で4カ月過ごしながらインターネットを通じて島の魅力を発信する人材の募集がマスメディアの報道やネットを通じて話題となり、各島1人の募集枠に500人を超える応募があった。