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コラム

since 1963 コピーライターの登竜門!第50回 宣伝会議賞 特設コンテンツ

【宣伝会議賞チャレンジ宣言(3)安堵の11月編】「途中経過のブログが応募のモチベーションに」佐久間仁美さん(25歳)

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グランプリを目指す16人の挑戦者たちが、応募から結果発表までをつづる「宣伝会議賞チャレンジ宣言!」。第三弾は、「安堵の11月」編です。10月31日で応募締め切りを迎えた宣伝会議賞について振り返りながら、最終的な応募本数や手応えを報告いただきます。14人目は、2カ月間ほぼ土日に休みがない生活を過ごしたという佐久間仁美さんです。佐久間さんのプロフィールはこちらから。

書いたコピーに向き合えなかったことが課題

まずは皆様、2カ月間本当にお疲れ様でした! ブロガーの一員として選んで頂いて貴重な2カ月を過ごすことが出来ました。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

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2カ月間、この企画をきっかけに国内外や遠近問わずいろんな方に声をかけていただきました。「まだコピーライター志望なの」とか「転職したばっかりなのにコスプレしてコピー書いて、お前は何になりたいの」なんて揶揄する声もあれば、疎遠だった仲間がブログを読んだ感想をくれたり、思わぬ人がコピーライター志望だった話をしてくれたり身近なところに新しい出会いがありました。

途中経過を見せるブログは非常に恥ずかしかったのですが「やるぞー!」としっかり意思表示をしたことで、応募に対してモチベージョンと引き返せないノルマを課すことができました。

しかし当の私は全く余裕ありませんでした! 新しい仕事をバタバタとこなし電車の中で黙々とコピー、週末に日本で行われたコスプレのイベントに行き、また平日は仕事、その次の週末は会社が提供する美術学校の授業、そのままご招待頂いた韓国のイベントへ旅立ち、飛行機にのってそのまま出社…。

と、2カ月間土日がほぼ無い生活で、何のコピーかわからない文字をひたすら綴るという作業が大半で、提出にまで至ったのはたった47本。後に「人は、1日に2時間何もしない時間をはさむと効率が上がる」という日本マクドナルド社長・原田泳幸氏のインタビューを目にし、書いたコピーに向き合えなかったという非常に課題の残る挑戦となりました。

コピーで人の心だけでなく運命をも動かす瞬間を作りたい

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仕事でも、文字をもっと任されるよう頑張ります!

実はコピーに対して、問いが残っています。

新卒の時OB訪問で先輩に言われた「今の君はコピー『ファン』だから、今は絶対にコピーライターにはなれない」という言葉です。果たしてこれを返上できるのでしょうか。

答えはまだわかりません。こんな風に夢を迷った時にはいつも読み返す、今も大事に保護してある中高の友達からもらったメールがあるのでご紹介します。

「心と体はつながってるよ! 時間は有限だよ。夢をあきらめるのは自分だよ。誰も自分になってはくれないよ。美利善の無い仕事はするなよ」。

この言葉は友達が先輩から貰った言葉を、彼女が加筆して送ってくれたみたいです。人から人へ、形を変えて誰かの元に届く言葉。

私もそんな風に人に寄り添う言葉で笑わせたいし、あわよくば人の心だけでなく運命をも動かす瞬間を作りたい。そんな言葉が書ける日を現実のものとする為にもっと貪欲に行動できた時、やっと五里『夢中』だった道に少し光が指すのではないかと期待しています。

もっと勉強します! ありがとうございました!


明日は、安部翔さん(28歳)の「宣伝会議賞チャレンジ宣言(3)安堵の11月編」をお届けします。
挑戦者16人のプロフィールはこちらから。

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