産経新聞は6月20日、創刊80周年記念プロジェクトとして“80年後の新聞”を発行した。「2093年6月20日」と記された紙面には、「世界初「マイ宇宙船」解禁」「世界一の野菜ブランド“丸の内産”」「タイムマシン いよいよ出発」といった見出しが並ぶ。これは「80年後の未来(2093年)から届いた新聞」というコンセプトで企画された特別紙面(全4面)。記事はすべて80年後の日本が報じられている。
これらは「明るい未来の創造を目指す」という産経新聞社の企業理念を、80周年のタイミングで“未来”というコンテンツにのせて表現したもの。いずれの記事も企業が現在進めているプロジェクトや大学の研究として発表されているものを取材し、2093年の状況を予測して執筆しているため、リアリティのある内容になっている。
このプロジェクトは産経新聞と電通がタッグを組んで実施。電通の提案をもとに、取材も含め編集記事は産経新聞が執筆し、記事中の画像は電通と産経で制作している。今回は周年事業ならではの取り組みとして、また新聞の新たな可能性を拓くものとして企画段階から新聞社の編集も含めて連携した珍しいケース。「この新聞を読んだ人たちが、未来について明るい展望を持てるきっかけになれば」と両社は話している。
発行後、TwitterなどSNSでも話題に。「この未来は信憑性があって正しい!」「この記事の未来は間違っている。実際はこの部分がこうなるのでは?」「これらの記事以外にも自分はこういった未来も80年後はあると思う!」など、“80年後の未来”に関するユーザーの自発的な議論が起こっているという。
現在、産経新聞は「msn産経ニュース」に記事を転載。こちらで新聞にに掲載された記事を読むことができる。
産経新聞 創刊80周年記念プロジェクト「80年後の未来から届いた新聞」
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