NEXCO東日本は、東北自動車道「羽生パーキングエリア・上り線(埼玉県羽生市)」に、時代小説『鬼平犯科帳』の世界観を中心とした商業施設「鬼平江戸処」を12月19日にオープンする。民俗学者による監修・指導のもと、アートディレクターの相羽髙徳氏のデザインにより、建物から小物にいたるまで、小説の舞台である江戸の世界観を創出する。
本プロジェクトは、鬼平犯科帳の作者である故池波正太郎の生誕90周年を記念したもの。「温故知新」をコンセプトに、小説の主人公・鬼平こと長谷川平蔵宣似(のぶため)が生まれた1745年から、町人文化の花開いた文政時代までの江戸を表現。日本橋大店が立ち並ぶ大通りなど、江戸の町並みを再現するとともに、暖簾の色合いや看板のデザインにもこだわる。施設はフードコートや売店など、9つの店舗で構成される。
同社は、テーマで統一された世界観をエリア全体で表現する「テーマ型エリア」を展開している。同PAは、関越自動車道 寄居PA・上り線(埼玉県深谷市)の「寄居 星の王子様パーキングエリア」に続く第2弾となる。
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