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博報堂、マレーシアに新会社「ランチ・コミュニケーション」を設立

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博報堂は27日、マレーシア・クアラルンプール郊外に新会社「Lunch Communications(ランチ・コミュニケーション)」を設立したと発表した。同社は「博報堂マレーシア」「People’n Rich-H」に続くマレーシアにおける3つ目の拠点となり、営業開始日は3月3日を予定している。

社長には現 博報堂アジア・パシフィック代表の斎藤真人氏、共同経営者には現 博報堂アジア・パシフィック エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのWoon Hoh(ウーン・ホー)氏が就任する。

Woon氏は博報堂グループのASEANの統括拠点である博報堂アジア・パシフィックに所属し、東南アジアの各拠点と連携して数々の広告作品を手がけ、カンヌライオンズをはじめ多くの国際的な広告賞の受賞歴を持つ。なお、両氏は当面、現職の業務も継続して行う。

社名の「Lunch」は、文字通り「昼食」を意味する。「食べる=絆をつくる行為」とみなされるマレーシアでは、職場での昼食時間は心身をリフレッシュし、同僚やクライアントとのコミュニケーションを深める機会として重視されており、社名には「生活者、クライアントとの絆を深め、クリエイティブで新たなアイデアを次々と創出する場所でありたい」という思いが込められている。

博報堂DYホールディングスでは、新興国の今後のさらなる成長を見込み、次期中期経営計画でもグループ全体でASEAN各国での体制強化を図っていく考え。成長著しいASEAN諸国の中でも、日系企業・グローバル企業の進出が特に加速しているマレーシアのサービス強化を目指し、1973年の「博報堂マレーシア」、2003 年の「People’n Rich-H」に続く、第3拠点の設立に至った。